2014年05月04日
昨日は憲法記念日だった。
たまには何か書けと、店主から催促があった。よりによって憲法記念日に。
ラジオからはニール・ヤング、レオンラッセル、ジャクソン・ブラウンらの懐かしい曲が流れている。ラジオ深夜便だ。
憲法論議がかつてないほど表にでてきた。私のような戦中派は、その激動の歴史体験によって、体制というものに強く思いいれを持てないで戦後を生きてきたように思う。常に懐疑的な思いを抱えていると言ってもいいだろう。
今の憲法によって、本来できる筈のことができなくされている、というのが改憲派の主張だ。なるほどと思うところもある。できることはしたいのが人情という主張なのだろう。
私は、何もできないこの国で老後を過ごしている身として、あるいはかつて敗戦によって人生をくるわされたものとして、起きたかもしれないが実際には起きなかったことを正当に評価してほしい。文字通り「無事」であることで、英雄は生まれることはなく、名誉や誇りも持ち合わせない。それでかまわない。もうじき召される者としては、そんな身軽でいたいのだ。分かってもらえないだろうか。
憲法論議がかつてないほど表にでてきた。私のような戦中派は、その激動の歴史体験によって、体制というものに強く思いいれを持てないで戦後を生きてきたように思う。常に懐疑的な思いを抱えていると言ってもいいだろう。
今の憲法によって、本来できる筈のことができなくされている、というのが改憲派の主張だ。なるほどと思うところもある。できることはしたいのが人情という主張なのだろう。
私は、何もできないこの国で老後を過ごしている身として、あるいはかつて敗戦によって人生をくるわされたものとして、起きたかもしれないが実際には起きなかったことを正当に評価してほしい。文字通り「無事」であることで、英雄は生まれることはなく、名誉や誇りも持ち合わせない。それでかまわない。もうじき召される者としては、そんな身軽でいたいのだ。分かってもらえないだろうか。
Posted by BBQくにむら at 03:25│Comments(0)
│小心亭不拘泥