2025年03月03日
第193回酔いどれ句会報告
いつもの句会が開催されました。
出席者は、高丘夕雨、湯児、鳴兎小吉、北留2号、ニック・ジャガー、紅帽子、星潮、泥游、酒多良福の9名、不在選句者は、山茶花、未定子、錆爺の3名でした。
一人当たり7句選んでいます。
出句者は、山茶花、高丘夕雨、林檎、湯児、ニック・ジャガー、星潮、北留2号、鳴兎小吉、紅帽子、泥游、戊瓶、酒多良福の12名で、53句が集まりました。
兼題は「三」、または自由題です。
間違い探しとコメントをよろしくね。
酒多 良福






19 震災の三月に又歳をとる 戊瓶





8 三葉芹かほる木地椀病癒ゆ 高丘夕雨
34 背を反らし観る寒月の高さかな ニック・ジャガー




26 烏克蘭三年を耐え春遠し(ウクライナ) 戊瓶



3 流氷の知らせに安堵雨の音 泥游
5 兜煮の睨む雪解の孤雲かな 湯児
15 朝日浴ぶ三月の猫ひと伸びす 山茶花
20 おっとりと厨の桶を三月菜 高丘夕雨
27 三省も春に浮かれる論語読み 酒多良福
52 冬満月わたしひとりを照らしけり 鳴兎小吉


4 冬三日月は刃酔眼を斬る ※やいば 鳴兎小吉
6 凍り路入り口細き地下劇場 泥游
9 流氷と二両の列車3月号 泥游
10 雛飾りもう少しといい三日過ぎ 林檎
14 斑雪常世の母と酒を酌む 林檎
16 三三が九三の段終え三学期 星潮
33 雪晴れて三分憩うバルコニー 酒多良福
36 春に酔うウィーンフィルの三拍子 紅帽子
39 涅槃西風三半規管迷走す 高丘夕雨
40 彼岸入り母の真珠の手入れをし 林檎
41 雪靄の去るや満天真青空 ※まさおぞら 鳴兎小吉
46 聖歌聴く雪解の雫拍として 星潮
47 アン・ドゥ・トロワ娘三人春一番 北留2号
49 三歳児猫撫で声で猫撫でる 紅帽子
50 雪三尺帳尻合はす天の意思 酒多良福
51 立てかけたママさんダンプ春を待ち ニック・ジャガー

1 三色ペン青だけ残り捨てられず 紅帽子
11 春きざす三葉虫の化石窟 高丘夕雨
18 卒業式中三トリオはひとつ上 北留2号
21 テレビよりお嬢吉三の春の昼 高丘夕雨
24 春間近?ホントにマジか?春来るか? ニック・ジャガー
28 思ひきや我春三助お三どん 湯児
31 昔なみ暖房効き過ぎ春のバス ニック・ジャガー
32 中学三年三月三日乙女あり 星潮
35 三角関係の公式は無し涅槃西風(ネハンニシ) 星潮
38 羆てふ字に夜着重ぬ三毛別 ※よぎ 泥游
42 春眠や三文のとく遠のきぬ 紅帽子
43 レール音たんたか海にも淡雪 湯児
44 日脚伸ぶ三階席の固き椅子 北留2号
48 笹しかない食べるしかない春鹿 湯児

2 月朧三番の歌詞アインツバイドライ 北留2号
7 春の朝湯船の幸せ三十分 ニック・ジャガー
12 白酒を少し飲んだか右大臣 ※パイチュウ 紅帽子
13 春の雪積もりはせぬとも一服 星潮
17 建国日雪に埋もれし開拓碑 鳴兎小吉
22 凍ゆるむ路三組の母子遊ぶ 泥游
23 ひな祭三日生まれの男児をり 酒多良福
25 別れの三叉路四十七年前の今日 北留2号
29 三十路越え三人娘と官女雛 泥游
30 大通三丁目のリンク月冴ゆる 鳴兎小吉
37 豪雪の苦労も流し三月雨 戊瓶
45 三連単買い目増やして春競馬 酒多良福
53 温い命包んでしんしん防雪林 ※ぬくい・くるんで・森森 湯児
以上です。
一人当たり7句選んでいます。
出句者は、山茶花、高丘夕雨、林檎、湯児、ニック・ジャガー、星潮、北留2号、鳴兎小吉、紅帽子、泥游、戊瓶、酒多良福の12名で、53句が集まりました。
兼題は「三」、または自由題です。
間違い探しとコメントをよろしくね。
酒多 良福






19 震災の三月に又歳をとる 戊瓶





8 三葉芹かほる木地椀病癒ゆ 高丘夕雨
34 背を反らし観る寒月の高さかな ニック・ジャガー




26 烏克蘭三年を耐え春遠し(ウクライナ) 戊瓶



3 流氷の知らせに安堵雨の音 泥游
5 兜煮の睨む雪解の孤雲かな 湯児
15 朝日浴ぶ三月の猫ひと伸びす 山茶花
20 おっとりと厨の桶を三月菜 高丘夕雨
27 三省も春に浮かれる論語読み 酒多良福
52 冬満月わたしひとりを照らしけり 鳴兎小吉


4 冬三日月は刃酔眼を斬る ※やいば 鳴兎小吉
6 凍り路入り口細き地下劇場 泥游
9 流氷と二両の列車3月号 泥游
10 雛飾りもう少しといい三日過ぎ 林檎
14 斑雪常世の母と酒を酌む 林檎
16 三三が九三の段終え三学期 星潮
33 雪晴れて三分憩うバルコニー 酒多良福
36 春に酔うウィーンフィルの三拍子 紅帽子
39 涅槃西風三半規管迷走す 高丘夕雨
40 彼岸入り母の真珠の手入れをし 林檎
41 雪靄の去るや満天真青空 ※まさおぞら 鳴兎小吉
46 聖歌聴く雪解の雫拍として 星潮
47 アン・ドゥ・トロワ娘三人春一番 北留2号
49 三歳児猫撫で声で猫撫でる 紅帽子
50 雪三尺帳尻合はす天の意思 酒多良福
51 立てかけたママさんダンプ春を待ち ニック・ジャガー

1 三色ペン青だけ残り捨てられず 紅帽子
11 春きざす三葉虫の化石窟 高丘夕雨
18 卒業式中三トリオはひとつ上 北留2号
21 テレビよりお嬢吉三の春の昼 高丘夕雨
24 春間近?ホントにマジか?春来るか? ニック・ジャガー
28 思ひきや我春三助お三どん 湯児
31 昔なみ暖房効き過ぎ春のバス ニック・ジャガー
32 中学三年三月三日乙女あり 星潮
35 三角関係の公式は無し涅槃西風(ネハンニシ) 星潮
38 羆てふ字に夜着重ぬ三毛別 ※よぎ 泥游
42 春眠や三文のとく遠のきぬ 紅帽子
43 レール音たんたか海にも淡雪 湯児
44 日脚伸ぶ三階席の固き椅子 北留2号
48 笹しかない食べるしかない春鹿 湯児

2 月朧三番の歌詞アインツバイドライ 北留2号
7 春の朝湯船の幸せ三十分 ニック・ジャガー
12 白酒を少し飲んだか右大臣 ※パイチュウ 紅帽子
13 春の雪積もりはせぬとも一服 星潮
17 建国日雪に埋もれし開拓碑 鳴兎小吉
22 凍ゆるむ路三組の母子遊ぶ 泥游
23 ひな祭三日生まれの男児をり 酒多良福
25 別れの三叉路四十七年前の今日 北留2号
29 三十路越え三人娘と官女雛 泥游
30 大通三丁目のリンク月冴ゆる 鳴兎小吉
37 豪雪の苦労も流し三月雨 戊瓶
45 三連単買い目増やして春競馬 酒多良福
53 温い命包んでしんしん防雪林 ※ぬくい・くるんで・森森 湯児
以上です。
Posted by BBQくにむら at 23:02│Comments(0)
│くにむら俳壇