2021年01月31日
第144回酔いどれ句会清記表
今回は泥游さんが清記表を作ってくれました。
選句をお願いします。
今回は53句あります。7句選んでください。
句会同人の方に限らせていただきます。
選句結果はコメント欄に記入し、できれば選評も書いてくださいね。
良福
1 ときとして九九も曖昧凍戻る
2 九分どおり仕上げたあとにあっあれが
3 雪大根ぽん酒と食す甘みかな
4 居残りのだるまストーブ九九練習
5 球正月ナインの心君知るや
6 封切りの箱入り酒や初昔
7 一一九ニが鎌倉幕府ちゃうなんて
8 九の段は九九八十一ひとつだけ
9 この九冬身を低くして過ごしおり
10 猫柳喧嘩のあとの帰り道
11 鉄道員のような雪降るしじまかな(ぽっぽや)
12 銀山猿子の眼ナナカマドの実 ※ギンザンマシコ
13 白き屋根の海暮れ行く革命9
14 九字切らんコロナ禍猛き寒の入
15 財布軽し二月生まれの彼女多数
16 生きてゐる雄叫ぶ雪の露天風呂
17 薄氷や祈りを乗せて釧路川
18 第九の調べよく晴れた冬の日に
19 見ることは時渡すこと大晦日
20 日脚伸ぶ猫の早起き苦にならず
21 九を点じ流行り病や丸儲け
22 マント干す北八西九にありし寮
23 枯枝や綿雪乗せて咲くがごと
24 初搾り寒九の水のまっすぐに
25 年明けの第九気抜けたビールだね
26 先駆者の訃報誓う四十九日
27 凛とした寒グラデーションの朝焼け
28 原子番号九番はフッ素厄落
29 ここにある俺の人生九十九折(つずらおり)
30 着ぶくれて三国天六谷九へ
31 テレワークの夫送り出す女正月
32 朝焼けの手稲に沈む凍れ月
33 特大の氷柱叩いて陽の眩し
34 九分九厘、九割以上欠けており
35 巣籠れば街灯恋しいまたおでん
36 ストーブを前に足踏み手をこすり
37 雪をはね九両編成最果てへ
38 生まれたる仔鹿のごとく氷道
39 鳴き交わす烏マイナス九度の夜
40 九の字が苦の字に見える句作かな
41 大晦日客なき店に聴く第九
42 大寒の街に無音のとばり降り
43 九龍の活劇夢見仔栗鼠跳ぶ
44 九の段を終えて晴れ晴れクラス替え
45 悴むは心なき日常か
46 キュキュと鳴く踏む雪の声凍る息
47 老犬の歩幅小さき寒夜かな
48 寒雷はホワイトアウトの号砲
49 雪おんな九十九髪にて深情け
50 かじかんだこの指に息吹きかけて
51 脳味噌をぶっ飛ばしたい洟をかむ
52 紅梅を追う白梅に寒もどり
53 雪かきの汗に満たされ寒ビール
以上です。
今回は53句あります。7句選んでください。
句会同人の方に限らせていただきます。
選句結果はコメント欄に記入し、できれば選評も書いてくださいね。
良福
1 ときとして九九も曖昧凍戻る
2 九分どおり仕上げたあとにあっあれが
3 雪大根ぽん酒と食す甘みかな
4 居残りのだるまストーブ九九練習
5 球正月ナインの心君知るや
6 封切りの箱入り酒や初昔
7 一一九ニが鎌倉幕府ちゃうなんて
8 九の段は九九八十一ひとつだけ
9 この九冬身を低くして過ごしおり
10 猫柳喧嘩のあとの帰り道
11 鉄道員のような雪降るしじまかな(ぽっぽや)
12 銀山猿子の眼ナナカマドの実 ※ギンザンマシコ
13 白き屋根の海暮れ行く革命9
14 九字切らんコロナ禍猛き寒の入
15 財布軽し二月生まれの彼女多数
16 生きてゐる雄叫ぶ雪の露天風呂
17 薄氷や祈りを乗せて釧路川
18 第九の調べよく晴れた冬の日に
19 見ることは時渡すこと大晦日
20 日脚伸ぶ猫の早起き苦にならず
21 九を点じ流行り病や丸儲け
22 マント干す北八西九にありし寮
23 枯枝や綿雪乗せて咲くがごと
24 初搾り寒九の水のまっすぐに
25 年明けの第九気抜けたビールだね
26 先駆者の訃報誓う四十九日
27 凛とした寒グラデーションの朝焼け
28 原子番号九番はフッ素厄落
29 ここにある俺の人生九十九折(つずらおり)
30 着ぶくれて三国天六谷九へ
31 テレワークの夫送り出す女正月
32 朝焼けの手稲に沈む凍れ月
33 特大の氷柱叩いて陽の眩し
34 九分九厘、九割以上欠けており
35 巣籠れば街灯恋しいまたおでん
36 ストーブを前に足踏み手をこすり
37 雪をはね九両編成最果てへ
38 生まれたる仔鹿のごとく氷道
39 鳴き交わす烏マイナス九度の夜
40 九の字が苦の字に見える句作かな
41 大晦日客なき店に聴く第九
42 大寒の街に無音のとばり降り
43 九龍の活劇夢見仔栗鼠跳ぶ
44 九の段を終えて晴れ晴れクラス替え
45 悴むは心なき日常か
46 キュキュと鳴く踏む雪の声凍る息
47 老犬の歩幅小さき寒夜かな
48 寒雷はホワイトアウトの号砲
49 雪おんな九十九髪にて深情け
50 かじかんだこの指に息吹きかけて
51 脳味噌をぶっ飛ばしたい洟をかむ
52 紅梅を追う白梅に寒もどり
53 雪かきの汗に満たされ寒ビール
以上です。
Posted by BBQくにむら at 04:13│Comments(7)
│くにむら俳壇
この記事へのコメント
幹事様、泥游様いつもご苦労様です。
選句の結果をお送りします。
4 居残りのだるまストーブ九九練習
この寒そうで暖かそうな感じは戊瓶さんの句と思いました。
でも、戊瓶さんはあまり居残りしなさそうだから微妙かなぁ?
16 生きてゐる雄叫ぶ雪の露天風呂
この景を風情といってよいのでしょうか?
今朝のさわやか自然百景でエゾシカが泥浴びをしてた場面も少し思い出しました。
この力強さは湯児さんの句と思いました。
20 日脚伸ぶ猫の早起き苦にならず
日の長さが実感できるようになってきましたね。
毎日仕事しててもホントに気が楽です。
23 枯枝や綿雪乗せて咲くがごと
雪が降って地味だった雑木林が華やかになるのが私も好きです。
今、最初「ざうきばやし」と入力してて変換されなかった。
29 ここにある俺の人生九十九折(つずらおり)
The Long And Winding Road ですねぇ。
私はそんなでもないけどこの歳になるとほんのちょっとだけ分かるかも・・。
37 雪をはね九両編成最果てへ
雪をはねていく最果てはやはり宗谷本線か?
でも九両もあったかなぁ?貨物?
寂寥感と力強さと両方ある句だと思いました。
これは戊瓶さんか鉄男の泥游さんかなぁと思いました。
42 大寒の街に無音のとばり降り
今年はすっごい寒い時がありましたね。
雪が降る無音の音を感じる句だと思います。
以上七句頂きました。
今回の兼題の「九」はとても難しかったです。
皆様苦労した様子があり、私だけではなかったと感じました。
句会には参加できませんが、楽しい句会でありますようにお祈りしております。
選句の結果をお送りします。
4 居残りのだるまストーブ九九練習
この寒そうで暖かそうな感じは戊瓶さんの句と思いました。
でも、戊瓶さんはあまり居残りしなさそうだから微妙かなぁ?
16 生きてゐる雄叫ぶ雪の露天風呂
この景を風情といってよいのでしょうか?
今朝のさわやか自然百景でエゾシカが泥浴びをしてた場面も少し思い出しました。
この力強さは湯児さんの句と思いました。
20 日脚伸ぶ猫の早起き苦にならず
日の長さが実感できるようになってきましたね。
毎日仕事しててもホントに気が楽です。
23 枯枝や綿雪乗せて咲くがごと
雪が降って地味だった雑木林が華やかになるのが私も好きです。
今、最初「ざうきばやし」と入力してて変換されなかった。
29 ここにある俺の人生九十九折(つずらおり)
The Long And Winding Road ですねぇ。
私はそんなでもないけどこの歳になるとほんのちょっとだけ分かるかも・・。
37 雪をはね九両編成最果てへ
雪をはねていく最果てはやはり宗谷本線か?
でも九両もあったかなぁ?貨物?
寂寥感と力強さと両方ある句だと思いました。
これは戊瓶さんか鉄男の泥游さんかなぁと思いました。
42 大寒の街に無音のとばり降り
今年はすっごい寒い時がありましたね。
雪が降る無音の音を感じる句だと思います。
以上七句頂きました。
今回の兼題の「九」はとても難しかったです。
皆様苦労した様子があり、私だけではなかったと感じました。
句会には参加できませんが、楽しい句会でありますようにお祈りしております。
Posted by ニック・ジャガー at 2021年01月31日 18:08
選句結果(湯児)です。
9 この九冬身を低くして過ごしおり
あれからもう九回目の冬なんですね。未だに己れの背丈も低く感じられるほどの心情であることが伝わってきます。小吉さんの作かと拝察します。
10 猫柳喧嘩のあとの帰り道
一面まだ冬の情景の中に、よく見ると柔らかな銀色の猫柳の花が。それが見えるくらいだから、仲直りも遠くはないのでしょう。
12 銀山猿子の眼ナナカマドの実
目を疑うような文字面と破調。北海道では冬に市街地まで降りてくる銀山猿子の雄は全身赤っぽく(それで猿子の名があるらしい)、ナナカマドの実も赤い。北海道らしい絵画的な冒険、美しい。
13 白き屋根の海暮れ行く革命9
捨て置けない句。自動筆記のような、矛盾を孕みつつ、イメージと観念が妙に乾いた終末感へと連なる抽象画。
29 ここにある俺の人生九十九折
開き直っているようで、実は結構謙虚です。川柳のようで、実は奥深い。
38 生まれたる仔鹿のごとく氷道
四股を踏む力士とは真逆の覚束なさ。内股のプルプルが見えるようです。道産子といえど油断は禁物です。
44 九の段を終えて晴れ晴れクラス替え
やっと関門をくぐり抜けて新学期へ。小学生もゆるくない。中七の言い回しが秀逸。
以上7句、いただきました。
9 この九冬身を低くして過ごしおり
あれからもう九回目の冬なんですね。未だに己れの背丈も低く感じられるほどの心情であることが伝わってきます。小吉さんの作かと拝察します。
10 猫柳喧嘩のあとの帰り道
一面まだ冬の情景の中に、よく見ると柔らかな銀色の猫柳の花が。それが見えるくらいだから、仲直りも遠くはないのでしょう。
12 銀山猿子の眼ナナカマドの実
目を疑うような文字面と破調。北海道では冬に市街地まで降りてくる銀山猿子の雄は全身赤っぽく(それで猿子の名があるらしい)、ナナカマドの実も赤い。北海道らしい絵画的な冒険、美しい。
13 白き屋根の海暮れ行く革命9
捨て置けない句。自動筆記のような、矛盾を孕みつつ、イメージと観念が妙に乾いた終末感へと連なる抽象画。
29 ここにある俺の人生九十九折
開き直っているようで、実は結構謙虚です。川柳のようで、実は奥深い。
38 生まれたる仔鹿のごとく氷道
四股を踏む力士とは真逆の覚束なさ。内股のプルプルが見えるようです。道産子といえど油断は禁物です。
44 九の段を終えて晴れ晴れクラス替え
やっと関門をくぐり抜けて新学期へ。小学生もゆるくない。中七の言い回しが秀逸。
以上7句、いただきました。
Posted by 湯児 at 2021年02月01日 02:53
錆爺です。
以下の、7句を選びました。
2
大変ですね!
4
遠い昔の記憶なのですね。
29
にじみ出でいますね。
36
外は、寒かったのですね。
40
創造する苦しみですね。
41
これは、マスターの句ですか?
実感がこもっていますね。
46
氷点下10℃近いのですね。
以下の、7句を選びました。
2
大変ですね!
4
遠い昔の記憶なのですね。
29
にじみ出でいますね。
36
外は、寒かったのですね。
40
創造する苦しみですね。
41
これは、マスターの句ですか?
実感がこもっていますね。
46
氷点下10℃近いのですね。
Posted by 錆爺 at 2021年02月01日 06:17
以下7句いただきました。
1 ときとして九九も曖昧凍戻る
93歳の義父は87歳の義母と二人で自宅生活ができていて、まだ介護サービスのお世話になっていませんが、体力や記憶力、思考力がだいぶ弱ってきました。調子の波が大きいようです。調子が悪いときは九九が曖昧かもしれません。
この句は「凍戻る」が効いてると思います。
それにしても、いつか私もこうなるんだろうなあと思いつつ義父を見てます。
6 封切りの箱入り酒や初昔
旧年中にいただいていたとっておきの日本酒を、元旦の日中からいそいそと飲み始める「よき正月」の景が浮かびました。
23 枯枝や綿雪乗せて咲くがごと
大きめの雪片が枯れ枝にどんどん付着すると白梅が咲いたようになるのでしょうか。さりげない景をうまく取り上げたなあと思いました。
28 原子番号九番はフッ素厄落
フッ素が原子番号九番であることは天運の真理。厄落は相対人間界の心映え。その対比がいいなあと思いました。
とろろで、フッ素ってコロナの除菌効果はあるんでしたっけ?
33 特大の氷柱叩いて陽の眩し
身近に特大の氷柱ができる建物があり、たまに氷柱を落としてます。冬晴れの日の氷柱はきれいですよね。
38 生まれたる仔鹿のごとく氷道
氷道の歩き方って、確かに仔鹿が初めて立った時の足の踏ん張り方に似てますよね。うまく切り取って取り合わせましたね。
初めて札幌に来た40数年前に比べたら、氷道が多くなったように感じます。気候変化や都市化によるのでしょうか。
47 老犬の歩幅小さき寒夜かな
昼間に散歩に連れて行けず、愛犬を散歩に連れ出した凍れる夜。老犬は年のせいか、散歩がうれしすぎるのか、小型犬だからか、ちょこまかとなかなか進まない。
飼い主さんはもう帰りたくなってるのかな。でも、愛犬のために寒さを我慢して散歩に付き合ってるやさしさがいいなあと思いました。
1 ときとして九九も曖昧凍戻る
93歳の義父は87歳の義母と二人で自宅生活ができていて、まだ介護サービスのお世話になっていませんが、体力や記憶力、思考力がだいぶ弱ってきました。調子の波が大きいようです。調子が悪いときは九九が曖昧かもしれません。
この句は「凍戻る」が効いてると思います。
それにしても、いつか私もこうなるんだろうなあと思いつつ義父を見てます。
6 封切りの箱入り酒や初昔
旧年中にいただいていたとっておきの日本酒を、元旦の日中からいそいそと飲み始める「よき正月」の景が浮かびました。
23 枯枝や綿雪乗せて咲くがごと
大きめの雪片が枯れ枝にどんどん付着すると白梅が咲いたようになるのでしょうか。さりげない景をうまく取り上げたなあと思いました。
28 原子番号九番はフッ素厄落
フッ素が原子番号九番であることは天運の真理。厄落は相対人間界の心映え。その対比がいいなあと思いました。
とろろで、フッ素ってコロナの除菌効果はあるんでしたっけ?
33 特大の氷柱叩いて陽の眩し
身近に特大の氷柱ができる建物があり、たまに氷柱を落としてます。冬晴れの日の氷柱はきれいですよね。
38 生まれたる仔鹿のごとく氷道
氷道の歩き方って、確かに仔鹿が初めて立った時の足の踏ん張り方に似てますよね。うまく切り取って取り合わせましたね。
初めて札幌に来た40数年前に比べたら、氷道が多くなったように感じます。気候変化や都市化によるのでしょうか。
47 老犬の歩幅小さき寒夜かな
昼間に散歩に連れて行けず、愛犬を散歩に連れ出した凍れる夜。老犬は年のせいか、散歩がうれしすぎるのか、小型犬だからか、ちょこまかとなかなか進まない。
飼い主さんはもう帰りたくなってるのかな。でも、愛犬のために寒さを我慢して散歩に付き合ってるやさしさがいいなあと思いました。
Posted by 小吉 at 2021年02月01日 07:34
3 雪大根ぽん酒と食す甘みかな
…大変美味しい一句でございました。
12 銀山猿子の眼ナナカマドの実 ※ギンザンマシコ
…とても美しい色彩が浮かびますね。
32 朝焼けの手稲に沈む凍れ月
…青白い透明な月が手稲山に沈む。いい眺
めだなぁ
35 巣籠れば街灯恋しいまたおでん
…いいですねぇ。屋台で飲みたいですねぇ
39 鳴き交わす烏マイナス九度の夜
…この季節、鴉は街に残って煩いですね。
鴉だって寒いんでしょうねぇ。
41 大晦日客なき店に聴く第九
…無客は寂しいですが、それでも第九の主
題、特に第4楽章には心が癒されます。
53 雪かきの汗に満たされ寒ビール
…労働の後のビール。これに勝るものは無
いですよね。
…大変美味しい一句でございました。
12 銀山猿子の眼ナナカマドの実 ※ギンザンマシコ
…とても美しい色彩が浮かびますね。
32 朝焼けの手稲に沈む凍れ月
…青白い透明な月が手稲山に沈む。いい眺
めだなぁ
35 巣籠れば街灯恋しいまたおでん
…いいですねぇ。屋台で飲みたいですねぇ
39 鳴き交わす烏マイナス九度の夜
…この季節、鴉は街に残って煩いですね。
鴉だって寒いんでしょうねぇ。
41 大晦日客なき店に聴く第九
…無客は寂しいですが、それでも第九の主
題、特に第4楽章には心が癒されます。
53 雪かきの汗に満たされ寒ビール
…労働の後のビール。これに勝るものは無
いですよね。
Posted by 星潮 at 2021年02月01日 08:38
泥游選です。
7 一一九ニが鎌倉幕府ちゃうなんて
教科書に載っていることも、絶対とは限りませんよね。
11 鉄道員のような雪降るしじまかな(ぽっぽや)
あの駅にも、もう列車が来ることはないようです。
16 生きてゐる雄叫ぶ雪の露天風呂
寒く寂しい中でも開放感がありますね。
37 雪をはね九両編成最果てへ
北国の暮らしを支え続けた鉄路を思います。9両編成は急行「利尻」でしょうか。
41 大晦日客なき店に聴く第九
倉本聰のドラマの1場面のようです。
43 九龍の活劇夢見仔栗鼠跳ぶ
私も「九龍」で句を作りたかった。かつての香港映画のイメージですね。
48 寒雷はホワイトアウトの号砲
破調を含め、北国のドライブの底知れぬ恐ろしさがよく出ていると思います。
以上7句です。
7 一一九ニが鎌倉幕府ちゃうなんて
教科書に載っていることも、絶対とは限りませんよね。
11 鉄道員のような雪降るしじまかな(ぽっぽや)
あの駅にも、もう列車が来ることはないようです。
16 生きてゐる雄叫ぶ雪の露天風呂
寒く寂しい中でも開放感がありますね。
37 雪をはね九両編成最果てへ
北国の暮らしを支え続けた鉄路を思います。9両編成は急行「利尻」でしょうか。
41 大晦日客なき店に聴く第九
倉本聰のドラマの1場面のようです。
43 九龍の活劇夢見仔栗鼠跳ぶ
私も「九龍」で句を作りたかった。かつての香港映画のイメージですね。
48 寒雷はホワイトアウトの号砲
破調を含め、北国のドライブの底知れぬ恐ろしさがよく出ていると思います。
以上7句です。
Posted by 泥游 at 2021年02月01日 16:28
選句してくれたみなさん、ありがとうございます。
句会は4名の出席で、なんとか格好がつきました。危ないところでした(笑)
早めに終わったのと、店がヒマなせいで、すぐに報告を掲載することができました。これでいっちょ上がりです。
句会は4名の出席で、なんとか格好がつきました。危ないところでした(笑)
早めに終わったのと、店がヒマなせいで、すぐに報告を掲載することができました。これでいっちょ上がりです。
Posted by 良福 at 2021年02月02日 18:29