さぽろぐ

グルメ・スイーツ  |札幌市北区

ログインヘルプ


 › BBQくにむら › くにむら俳壇 › 第140回酔いどれ句会清記表

2020年10月04日

第140回酔いどれ句会清記表

紅帽子さんが清記表を作ってくれました。

選句をお願いします。

今回は50句あります。7句選んでください。
句会同人の方に限らせていただきます。

選句結果はコメント欄に記入し、できれば選評も書いてくださいね。


良福




1 明星の消息伝ふ秋の朝
2 野仏は観音菩薩曼珠沙華 ※のぼとけ
3 邯鄲や古代遺跡の海見台
4 秋鮭を捌き胸張る姉御かな
5 焚火にて長き日溶かす盂蘭盆会
6 「ワカカタカゲ?」「ワタカタカゲ?」「若隆景!」
7 長靴に草木散らして月を待つ
8 青柿に色さす蝉のしわれ声
9 駆けつけて新蕎麦二枚かっこみぬ
10 樽開けて味噌の香高し秋九月

11 長万部かにめし買えず刈田行く
12 長月やそれでも秋は去り行かむ
13 自然体秋の夜長は長く寝る
14 温め酒長居の客の独り言 ※ぬくめ
15 円空仏木喰仏の笑む夜長 ※もくじきぶつ
16 長いことお世話になってジム辞める
17 満月のイビツを探し長湯かな
18 虫刺され痕消えぬまま虫の声
19 そぞろ寒長袖探す安箪笥
20 爽やかな海風の吹く葡萄棚

21 校長の話の長き秋黴雨 ※あきついり
22 旭岳初冠雪と聴く夜長
23 邯鄲や老父幾度も同じ問ひ
24 秋薄暮彼方の赤き灯に巻かれ
25 若人の戻りしキャンパス空澄めり
26 芋を掘る探る手の先もう一個
27 登高や一日の長と煽てられ
28 磯の香の川面を眺む長夜かな
29 声の波虫にもあるやSNS
30 秋晴れや長旅終えしご本尊

31 社長部長課長係長村芝居
32 長月の薄着に宵の肌冷えて
33 人はコロナ山淡々と紅葉す
34 半身の馬の眼差し秋高し
35 秋の蚊や宰相殿と大統領
36 長き夜は画面の友と手酌酒
37 お電話だでも長距離か母さんかァ
38 雲流る斜面遍く葡萄生る ※あまねく
39 夜長し星の時間に身を委ね
40 夕べの野揺れるコスモス長き影

41 ナナカマド奥には痩せた入道雲
42 雨恨み見えぬ月下の独り酒
43 虫の音と時の漂う老舗宿
44 見出し追う夜長の酒の苦きこと
45 歌姫を奏でてみたし夜長かな
46 ムックリの残響果てて夜長なり
47 長いものに巻かるるのは嫌青蜜柑
48 長き夜過去と対峙す独り飲み
49 長距離を駆ける玉ねぎ北見発
50 名月の風情を破る空挺隊

以上です。

あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(くにむら俳壇)の記事画像
第133回酔いどれ句会のご案内
第130回酔いどれ句会のご案内
第128回酔いどれ句会清記表
ちょっとお知らせ
第126回酔いどれ句会のご案内
第124回酔いどれ句会清記表
同じカテゴリー(くにむら俳壇)の記事
 第182回酔いどれ句会報告 (2024-04-01 22:30)
 第182回酔いどれ句会清記表 (2024-03-30 21:44)
 第181回酔いどれ句会報告 (2024-03-04 23:13)
 第181回酔いどれ句会清記表 (2024-03-02 21:36)
 第180回酔いどれ句会報告 (2024-02-05 23:40)
 第180回酔いどれ句会清記表 (2024-02-03 21:39)

Posted by BBQくにむら at 18:24│Comments(4)くにむら俳壇
この記事へのコメント
14 温め酒長居の客の独り言 ※ぬくめ
22 旭岳初冠雪と聴く夜長
23 邯鄲や老父幾度も同じ問ひ
32 長月の薄着に宵の肌冷えて
38 雲流る斜面遍く葡萄生る ※あまねく
48 長き夜過去と対峙す独り飲み
16 長いことお世話になってジム辞める

以上7句頂きました。
Posted by ニック・ジャガー at 2020年10月04日 21:32
酒遅くなりそうなので、選句だけでも送ります。選評は参加してからとします。

4 秋鮭を捌き胸張る姉御かな
22旭岳初冠雪と聴く夜長
25 若人の戻りしキャンパス空澄めり
33 人はコロナ山淡々と紅葉す
36 長き夜は画面の友と手酌酒
45 歌姫を奏でてみたし夜長かな
46 ムックリの残響果てて夜長なり

以上7句頂きました。
Posted by 戊瓶 at 2020年10月05日 10:20
泥游です。選句プラス短い選評です。

17 満月のイビツを探し長湯かな
ゆったりした中、つい、探求心が顔を覗かせているのですか。

23 邯鄲や老父幾度も同じ問ひ
ああ人生、つかの間の夢。

31 社長部長課長係長村芝居
今度キノでやる「はりぼて」という映画を楽しみにしています。

38 雲流る斜面遍く葡萄生る ※あまねく
秋の鉄旅の風景を想います。

43 虫の音と時の漂う老舗宿
並んだ名詞句から、時空が広がる。これは名句です。

44 見出し追う夜長の酒の苦きこと
全く、その通り。新聞は投げ出し、読書だ。

49 長距離を駆ける玉ねぎ北見発
「玉ねぎ列車」、いつまでも走って欲しいですね。

以上7句です。ご盛会をお祈りします。
Posted by 泥游 at 2020年10月05日 13:06
選句をしてくれたみなさん、ありがとうございました。楽しく句会を開催できました。
Posted by 良福 at 2020年10月06日 19:21
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。