2018年08月07日
第114回酔いどれ句会報告
8月6日、広島の原爆の日に、いつもの句会がありました。
兼題は「祈」、または自由題です。
兼題は「祈」、または自由題です。
出席者は、山茶花、林檎、湯児、北留2号、紅帽子、実桜、泥游、酒多良福の8名、不在選句者は、水得魚、未定子の2名でした。
一人当たり7句選んでいます。加えて、ギャラリーのかた2名(川村氏、石川氏)が2句づつ選んでくれました。
出句者は、山茶花、水得魚、林檎、湯児、鳴兎小吉、北留2号、紅帽子、実桜、泥游、酒多良福の10名で、48句が集まりました。
間違い探しとコメントをよろしくね
酒多良福







あるほどの水で満たせよ原爆忌 紅帽子





命あれただ祈る日の蟬時雨 山茶花




過ちは繰り返さぬと祈る夏 酒多良福



緑蔭の風を枕に午睡かな 実桜
キオスクのあるべき場所を振り返り 北留2号
細き窓遥か花火の鳴り響く 泥游
祈願終ふ伽藍の庭を黒揚羽 鳴兎小吉
中庭に子らの声あり初鰹 山茶花
七夕の短冊あふれ出る祈り 鳴兎小吉
広電651走り続けよ祈りあれ 泥游


夏草を刈り整えて祈りの日 酒多良福
炎天や隠れ祈りし天主堂 鳴兎小吉
アスファルト短き陰を踏みしめて 泥游
蒼蒼と盛夏の命祈りあり ※あおあお 泥游
少年の指差す彼方夏燕 山茶花
犬蓼がごはんだった日の夕暮れ 林檎
反戦の祈り蝕む嘘と無知 酒多良福
双子して蜘蛛の巣越しのにらめっこ 鳴兎小吉
祈ろうか祈るまい夏の忠魂碑 北留2号

伝い歩きの児の瞳にも緑雨 湯児
桑園の桑の実甘し惜敗の朝 湯児
祈るとき確かに満ちる光かな 水得魚
また一つ星流れては祈る夏 北留2号
夕焼けや山並みの紺とりどりに 山茶花
G線上誰弾く城下梅雨明ける 湯児
夏十勝祈り通じて大逆転 北留2号
蝉の声静かに響き会議場 泥游
祈りとは我が心知る滑走路 水得魚
祈るより拝む夏叢の道祖神 実桜
祈りつつ川のせせらぎ眺めをり 水得魚
ガス抜きというヨガポーズ緊張す 紅帽子
夜澄みてトラツグミ啼き月沈む 実桜
夏息吹火球に焼かれ炭となり 酒多良福
満月に硬くて刺さる光あり 実桜
繻子締めてをどりは祈り阿波の国 林檎
民祈る心新たに原爆忌 酒多良福
初浴衣少しオトナの振りをする 山茶花
雲ひと刷毛乙女の遺珠を乗せて吹け ※いしゅ 林檎

娘らよこの国の夏なに思う 紅帽子
横たふて天空近きお花畑 ※おはなばた 鳴兎小吉
旅人は祈りびとなり港街 水得魚
灼熱の夜を照らすか夏日星 北留2号
キーパーの祈りを弾く油照り 湯児
祈られて道開かるる旅路かな 水得魚
潔く点が足りなきゃ二浪しろ 紅帽子
颶風去り空洗われて月浮かぶ 実桜
夏の夜の九回裏の祈りかな 紅帽子
五月雨や八大龍王祈る人無し 湯児
以上です。
一人当たり7句選んでいます。加えて、ギャラリーのかた2名(川村氏、石川氏)が2句づつ選んでくれました。
出句者は、山茶花、水得魚、林檎、湯児、鳴兎小吉、北留2号、紅帽子、実桜、泥游、酒多良福の10名で、48句が集まりました。
間違い探しとコメントをよろしくね

酒多良福







あるほどの水で満たせよ原爆忌 紅帽子





命あれただ祈る日の蟬時雨 山茶花




過ちは繰り返さぬと祈る夏 酒多良福



緑蔭の風を枕に午睡かな 実桜
キオスクのあるべき場所を振り返り 北留2号
細き窓遥か花火の鳴り響く 泥游
祈願終ふ伽藍の庭を黒揚羽 鳴兎小吉
中庭に子らの声あり初鰹 山茶花
七夕の短冊あふれ出る祈り 鳴兎小吉
広電651走り続けよ祈りあれ 泥游


夏草を刈り整えて祈りの日 酒多良福
炎天や隠れ祈りし天主堂 鳴兎小吉
アスファルト短き陰を踏みしめて 泥游
蒼蒼と盛夏の命祈りあり ※あおあお 泥游
少年の指差す彼方夏燕 山茶花
犬蓼がごはんだった日の夕暮れ 林檎
反戦の祈り蝕む嘘と無知 酒多良福
双子して蜘蛛の巣越しのにらめっこ 鳴兎小吉
祈ろうか祈るまい夏の忠魂碑 北留2号

伝い歩きの児の瞳にも緑雨 湯児
桑園の桑の実甘し惜敗の朝 湯児
祈るとき確かに満ちる光かな 水得魚
また一つ星流れては祈る夏 北留2号
夕焼けや山並みの紺とりどりに 山茶花
G線上誰弾く城下梅雨明ける 湯児
夏十勝祈り通じて大逆転 北留2号
蝉の声静かに響き会議場 泥游
祈りとは我が心知る滑走路 水得魚
祈るより拝む夏叢の道祖神 実桜
祈りつつ川のせせらぎ眺めをり 水得魚
ガス抜きというヨガポーズ緊張す 紅帽子
夜澄みてトラツグミ啼き月沈む 実桜
夏息吹火球に焼かれ炭となり 酒多良福
満月に硬くて刺さる光あり 実桜
繻子締めてをどりは祈り阿波の国 林檎
民祈る心新たに原爆忌 酒多良福
初浴衣少しオトナの振りをする 山茶花
雲ひと刷毛乙女の遺珠を乗せて吹け ※いしゅ 林檎

娘らよこの国の夏なに思う 紅帽子
横たふて天空近きお花畑 ※おはなばた 鳴兎小吉
旅人は祈りびとなり港街 水得魚
灼熱の夜を照らすか夏日星 北留2号
キーパーの祈りを弾く油照り 湯児
祈られて道開かるる旅路かな 水得魚
潔く点が足りなきゃ二浪しろ 紅帽子
颶風去り空洗われて月浮かぶ 実桜
夏の夜の九回裏の祈りかな 紅帽子
五月雨や八大龍王祈る人無し 湯児
以上です。
Posted by BBQくにむら at 19:18│Comments(2)
│くにむら俳壇
この記事へのコメント
8月6日にこういう句で七点もとれて嬉しいです。水を求めて苦しんで亡くなった人へ少しでも供養になればと作りました。ご存じの人は(湯児さんは見抜きましたね)漱石の「あるほどの菊投げ入れよ棺の中」と同じじゃないかと思うでしょうけど、そうです、同じです。ここまで同じだと、盗作だとかパクリだとかを超えてますよね。オマージュというかリスペクトというか、そんな感じです。ともあれ、嬉しいです。ありがとうございます。
Posted by 紅帽子 at 2018年08月10日 11:34
しばらく見ないでいたら、コメントが・・失礼しました。
紅帽子さん、ありがとうございます。
今回は兼題が詠み込まれている句がとても多くありました。この時期にマッチしていたのだと思います。
やはり8月はしめやかな気分になりますね。今日は15日。
紅帽子さん、ありがとうございます。
今回は兼題が詠み込まれている句がとても多くありました。この時期にマッチしていたのだと思います。
やはり8月はしめやかな気分になりますね。今日は15日。
Posted by 良福 at 2018年08月15日 18:21