2016年10月04日
第92回酔いどれ句会報告
第一月曜日、いつもの句会がありました。今回の兼題は秋らしく、「葡萄」でした。
出席者は、山茶花、林檎、湯児、北留2号、鳴兎小吉、泥游、酒多良福の7名、不在選句者は、ニック・ジャガー、錆爺、戊瓶の3名でした。
一人当たり7句選んでいます。
出句者は、山茶花、水得魚、湯児、ニック・ジャガー、北留2号、紅帽子、鳴兎小吉、泥游、酒多良福の9名で、45句が集まりました。
間違い探しとコメントをよろしくね
酒多良福





鱗雲見れど見飽きぬ余生かな 湯児
喧嘩して葡萄の種の酸味かな 酒多良福




秋蝶や老父ゆったり庭仕事 鳴兎小吉



葡萄粒ひとつひとつに在る主張 水得魚
葡萄棚二人きりのかくれんぼ 山茶花
熟れ葡萄一粒転げ鈴(りん)の中 酒多良福
靴音にかきけされゆく虫の声 北留2号
アフリカの形に似たり房葡萄 酒多良福
葡萄棚農夫の心描き出し 水得魚
ブドウの実ひとつ転がり蟻群れる 北留2号
黒猫の眼差しを持つ葡萄かな ニック・ジャガー


ため息のような屁をする夜長かな ニック・ジャガー
秋の日に勝利の美酒や沁み渡り 山茶花
水弾く葡萄の房や朝の露 酒多良福
夜を徹し(とおし)葡萄酒挟む佳き時間 水得魚
たわわなる葡萄の房に澄む色香 水得魚
亡き人が秋桜ゆらす彼岸かな ニック・ジャガー
子を掲げひと粒とらす葡萄狩 鳴兎小吉
半月の夜空にむせぶ男泣き 山茶花

ああ早く除雪したいと言ってみる ニック・ジャガー
幾秋を語られようかワンプレイ 泥游
先行きを憂う種なき葡萄の種(しゅ) 水得魚
四角なる都心空き地の虫時雨 鳴兎小吉
焼き秋刀魚スマホ片手のカメラ女子 山茶花
休肝日せめて葡萄をつまもうか 紅帽子
葡萄下に迷ひ冥土の倦を知る ※けん 湯児
一畳の庭に鈴なりミニトマト 鳴兎小吉
鄙の道端の売り場に巨葡萄 ※おおぶどう 泥游
舌割れてそれでも食べた山葡萄 北留2号
帰り道涼しき夜気の嬉しさや 泥游
線香を仕舞ふを見てか深呼吸 湯児
秋の窓閉じて遠くに子らの声 泥游
故郷より葡萄届いて墓参り 酒多良福
拾い昆布干す前庭に時雨かな ※こぶ 湯児
木の実落つ初老にて問ふ生の意味 鳴兎小吉

おめでとうカープスという人がいた 紅帽子
名月も宴も忘れて朝餉かな 湯児
一日の終わり故郷の葡萄酒か 泥游
梨実る早起きカラスに先越され 北留2号
頂上へ五回目の秋酒うまし 北留2号
本物の柿の種って食えないね 紅帽子
女子よあの袴ズボンをなせ好む 紅帽子
筋雲に残月白く浮かびおり ニック・ジャガー
秋の空なおざりとおざなりの間 山茶花
痒いとこないですかって聞かれても 紅帽子
以上です。
一人当たり7句選んでいます。
出句者は、山茶花、水得魚、湯児、ニック・ジャガー、北留2号、紅帽子、鳴兎小吉、泥游、酒多良福の9名で、45句が集まりました。
間違い探しとコメントをよろしくね

酒多良福





鱗雲見れど見飽きぬ余生かな 湯児
喧嘩して葡萄の種の酸味かな 酒多良福




秋蝶や老父ゆったり庭仕事 鳴兎小吉



葡萄粒ひとつひとつに在る主張 水得魚
葡萄棚二人きりのかくれんぼ 山茶花
熟れ葡萄一粒転げ鈴(りん)の中 酒多良福
靴音にかきけされゆく虫の声 北留2号
アフリカの形に似たり房葡萄 酒多良福
葡萄棚農夫の心描き出し 水得魚
ブドウの実ひとつ転がり蟻群れる 北留2号
黒猫の眼差しを持つ葡萄かな ニック・ジャガー


ため息のような屁をする夜長かな ニック・ジャガー
秋の日に勝利の美酒や沁み渡り 山茶花
水弾く葡萄の房や朝の露 酒多良福
夜を徹し(とおし)葡萄酒挟む佳き時間 水得魚
たわわなる葡萄の房に澄む色香 水得魚
亡き人が秋桜ゆらす彼岸かな ニック・ジャガー
子を掲げひと粒とらす葡萄狩 鳴兎小吉
半月の夜空にむせぶ男泣き 山茶花

ああ早く除雪したいと言ってみる ニック・ジャガー
幾秋を語られようかワンプレイ 泥游
先行きを憂う種なき葡萄の種(しゅ) 水得魚
四角なる都心空き地の虫時雨 鳴兎小吉
焼き秋刀魚スマホ片手のカメラ女子 山茶花
休肝日せめて葡萄をつまもうか 紅帽子
葡萄下に迷ひ冥土の倦を知る ※けん 湯児
一畳の庭に鈴なりミニトマト 鳴兎小吉
鄙の道端の売り場に巨葡萄 ※おおぶどう 泥游
舌割れてそれでも食べた山葡萄 北留2号
帰り道涼しき夜気の嬉しさや 泥游
線香を仕舞ふを見てか深呼吸 湯児
秋の窓閉じて遠くに子らの声 泥游
故郷より葡萄届いて墓参り 酒多良福
拾い昆布干す前庭に時雨かな ※こぶ 湯児
木の実落つ初老にて問ふ生の意味 鳴兎小吉

おめでとうカープスという人がいた 紅帽子
名月も宴も忘れて朝餉かな 湯児
一日の終わり故郷の葡萄酒か 泥游
梨実る早起きカラスに先越され 北留2号
頂上へ五回目の秋酒うまし 北留2号
本物の柿の種って食えないね 紅帽子
女子よあの袴ズボンをなせ好む 紅帽子
筋雲に残月白く浮かびおり ニック・ジャガー
秋の空なおざりとおざなりの間 山茶花
痒いとこないですかって聞かれても 紅帽子
以上です。
Posted by BBQくにむら at 17:12│Comments(3)
│くにむら俳壇
この記事へのコメント
良福様、句会の皆様、こんにちは。先月は出稼ぎ続きで投句も選句も出席もできず、残念でした。葡萄にまつわるみなさんの句を拝見して、「あるある」とつぶやきながら楽しませていただいています。秋が深まって来ましたね~。鮭の白子や秋刀魚の煮付けに舌鼓を打つこの頃です。次回また投句させていただきます。
Posted by 孔乙己205 at 2016年10月05日 12:19
良福さん
この度もいろいろとお手配ありがとうございます。
良い作品の連発ですね。
葡萄はその出で立ちも味も美しくて、味わい深い句が多かったように思いました。
この度は投句のみ参加で、選句できませんでした。申し訳ありません。
次回こそ!と意気込みつつ。
この度もいろいろとお手配ありがとうございます。
良い作品の連発ですね。
葡萄はその出で立ちも味も美しくて、味わい深い句が多かったように思いました。
この度は投句のみ参加で、選句できませんでした。申し訳ありません。
次回こそ!と意気込みつつ。
Posted by 水得魚 at 2016年10月05日 21:27
孔乙己205さん、うちの句会は出入り自由(笑)なので、余力がある時に気楽に参加してください。
水得魚さん、ありがとう。今回は5句とも「葡萄」
を詠み込むことができました。あなたもそうでしたね。季節にぴったりで、調子よくつくれました。
水得魚さん、ありがとう。今回は5句とも「葡萄」
を詠み込むことができました。あなたもそうでしたね。季節にぴったりで、調子よくつくれました。
Posted by 良福 at 2016年10月06日 17:24