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2015年09月05日

第79回酔いどれ句会清記表

不在選句をお願いします。
6句選んで、コメント欄に記入してください。

句会同人の方に限らせていただきます。

今回の出句は59句です。

8句選んでください。


1山の名はないのだろうか桜島
2残しておいたビールもう生ぬるい
3雲間より西日の名残り凪光る
4うつむいた向日葵枯らす残暑かな
5残飯を焼いて酒盛り寮の夜
6巨き陰残して去りぬ黒揚羽
7疾風の爽けし余韻残る朝 ※さやけし
8秋空や取り残される心地して
9生麦酒喉にぶつけし残暑かな
10里帰り流れる経と甲子園
11新天地想ひ廻らし(おもいめぐらし)残務処理
12残照の街に灯るや白木槿 ※しろむくげ
13居残りて誰を待つのか長い髪
14特攻の夏よ残懐蘇り
15ウッこれはあのオッサンの残り香や
16それぞれに座標の原点夏の蜘蛛
17眠りつく孫のほっぺがとろけそう
18飴色の籐椅子揺れず夢見猫
19見たいかね鯛や平目の舞い踊り
20稜線の移ろふ彩や秋に入る
21油蝉残響耳に終戦忌
22晦日前残高見つめまた走る
23残月や露踏み進み犬吠える
24擦れ違うシャツの残り香爽やかに
25ラップ調シュプレヒコールついてけん
26露草や爪先濡らし逢瀬路
27陽の名残り鉄路の果ての街灯り
28夏にしか風邪を引かぬと独りごち
29蝉の声やけくそ気味の残暑かな
30習はぬに網張る蜘蛛の子夏の夕
31星月夜白河号で夢翔る
32360°(ど)見事割り切る桔梗かな
33残り香に胸高鳴らせ水シャワー
34任終えて残暑飛び越す家路かな
35青鷺の見つめる先や敗戦忌 ※あおさぎ
360
37炎天の単線跳ねる一両で
38残響を楽しむ子らの谷遊び
39ありんこの蝶の弔い秋隣り
40見上げれば頂上遥か天高し
41大敗を抱きしめ夏の甲子園
42知覧見て今を思えば夏深し
43英雄じゃないけど俺は色好む
44遠く聞くバイクの響き秋うらら
45居残りの教室の窓赤とんぼ
46雨告げる雲より高し夏燕
47残酷な天使のテーゼ夏の果て
48夕焼けや古都の残影朱に染まり
49居残れる猫三匹の戯れて
50夕鐘や残響遠く古都の夏
51鈍色の空に濁点秋燕 ※にびいろ
52新涼や熱々ご飯の玉子かけ
53通り雨秋桜(こすもす)はかしいでやり過ごし
54豊水を酸いと知るや秋の夜
55積乱雲頭を縫いてプロペラ機   
56芋掘る児瞳に映る空青し
57夏風邪をこじらせ戦後七十年
58残さるる旅の途中の足跡や
59宴して一人残りて虫の声
60旅人を残しひとひらはぐれ雲


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Posted by BBQくにむら at 23:31│Comments(5)くにむら俳壇
この記事へのコメント
錆爺です。
次の8句を選びました

4うつむいた向日葵枯らす残暑かな
暑かったですね

5残飯を焼いて酒盛り寮の夜
そんなこともありました。

9生麦酒喉にぶつけし残暑かな
暑かったですね

15ウッこれはあのオッサンの残り香や
個人的な匂いもありますよね

20稜線の移ろふ彩や秋に入る
山の上はもう秋なんでしょうね

25ラップ調シュプレヒコールついてけん
最近のデモでの光景ですね

44遠く聞くバイクの響き秋うらら
バイクは夏よりも秋が似合います。

58残さるる旅の途中の足跡や
いい感じですね
以上です
Posted by 錆爺 at 2015年09月06日 10:48
幹事様、いつもご苦労様です。
自分でお題を出しておきながら、良い句はできず、皆様の作品に、こんな句を作りたかったんでしょ、と教えて頂いたように思います。

ニック選です。

3雲間より西日の名残り凪光る
 こんな光景を見た事があるような気がします。
12残照の街に灯るや白木槿
 私は残照という言葉をぜひ使いたかったけど出来なかったので選んでしまいました。
16それぞれに座標の原点夏の蜘蛛
 座標という言葉にまずやられてしまい、選びました。
27陽の名残り鉄路の果ての街灯り
 函館にJRで行く時を思いました。線路の峠のようなところから裏函館山と街の灯りが夕暮れにきれいに思い浮かびました。
38残響を楽しむ子らの谷遊び
 やまびこスポットは楽しいですよね。
 子供たちのはしゃぎようが目に浮かぶようです。
45居残りの教室の窓赤とんぼ
 なんかこのつまらなさ加減が好きでした。
50夕鐘や残響遠く古都の夏
 暑そうだけど、聴覚で表現しているので暑苦しいほどではなく良いと思いました。
59宴して一人残りて虫の声
 この寂しさはありますよねぇ。共感しました。

以上です。
 
Posted by ニック・ジャガー at 2015年09月06日 16:54
泥游です。以下の8句、頂きました。

6巨き陰残して去りぬ黒揚羽
 なぜかこの夏は、特に山などに行ったわけではありませんが、随分と黒くて大きな揚羽蝶を、何度か見た気がします。この夏の印象の1つです。

8秋空や取り残される心地して
 秋は本当に、そうですね。夏が終わり、初めて秋を感じる空は、切ない。

10里帰り流れる経と甲子園
 暑い夏の静かな田舎(実家?)の様子。日本の夏です。

20稜線の移ろふ彩や秋に入る
 オーソドックスかも知れませんが、広々とした秋の風景が美しい。

40見上げれば頂上遥か天高し
 これは、山に登っている時の句でしょうか。久し振りに、このような風景が見たいです。

41大敗を抱きしめ夏の甲子園
 北海高校は、2人の娘の母校でもあります。彼らにとって、大きな夏が終わりましたね。

48夕焼けや古都の残影朱に染まり
 夏の古都(奈良?京都?)の暑さは頂けませんが、社の朱に夕焼けの朱が重なった感じが美しい。

56芋掘る児瞳に映る空青し
 そう言えば、私も小学校の頃、一応芋掘りにも行きました。子供の明るい瞳の青空。いろいろある世界の中で、希望を感じます。

以上です。ご盛会をお祈り致します。
Posted by 泥游 at 2015年09月06日 21:14
ああああ……。

またもや間に合わなかった…。

選句はしていたんですよ、本当に。
ただ選評を書き込む時間的余裕がなく、この度は失礼してしまいました

今日(既に昨日)は、盛会でしたでしょうか。

残念なことこの上ありませんが、次回は是が非でも、不在関係を全うしたいと思っております。

よろしくお願いいたしします。
Posted by 水得魚 at 2015年09月08日 02:52
水得魚さん、お疲れ様です。
気にかけていただき、ありがとう。忙しいときは、選句結果だけでもいいんですよ。

選句してくれたみなさん、どうもありがとうございました。

また次回、よろしく。
Posted by 良福 at 2015年09月08日 18:42
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