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2015年05月31日

第76回酔いどれ句会清記表

不在選句をお願いします。
8句選んで、コメント欄に記入してください。

句会同人の方に限らせていただきます。

0(ゼロ)という句がありますが、それは選ばないでくださいね。

1茶話会の花茣蓙捲る青嵐 ※さわかい
2春蝉や茶事に勤しむ水屋かな
3半袖とやかんの麦茶首タオル
4新緑の山カリフラワーかモコモコと
5「戦争」を「へいわ」と読ます無茶なやつ
6五月闇布団の隅に拗ねて寝る
7アスパラにょきにょきタケノコつんつん空目指せ
8夏隣茶髪の彼はいつ戻る
9泪目でクシャミしながらわらび採り
10浮雲が人形となり分水嶺 ※ひとがた
11春の酔い一茶の如き句を作らん
12茶室より初夏を囁く吾亦紅(われもこう)
13キス動画三年経てば黒歴史
14蝉の声聞いて出かける夏背広
15初なすび紺を濃くする水キムチ
16天井へペタッと貼り付けティーバッグ
17行きつけの喫茶店にね好い娘いた(いいこ)
18込み上げる想い放して衣更え
19朝風呂の窓に匂ひしリラの花
20蕗味噌をねぶって酒で洗う宵
21鹿毛虫食われてもなほ桃の咲く ※ししけむし
22茶柱は湯治をするか手弱女と ※たをやめ
23五月晴れベイビーいつでも出ておいで
24バス亭で抜きつ抜かれつ初夏の朝
25植え替えを迷う木にある若葉かな
26リラ冷や茶碗を両の手のひらに
27たんぽぽを寝坊させたる朝の雨
28山茶花哉(や)稀有な詠人(よみびと)サザン如(ごと)
29アスパラよりウニがよかった特産品
30牡牛座の美女のたまごは魚卵好き
31五月雨(さつきあめ)茶柱立たぬを人と比べる
32明けの星茶色の小瓶の奥にあり
33新幹線するするとトンネルへ入りにけり
34田に映る春の黄昏れ色優し
35新茶濃く酔って眠った次の朝
360
37園児らの笑顔車窓に新樹光 ※しんじゅこう
38茶柱も苦笑の九時のホームラン
39揚げ雲雀転寝て聴く野天の湯
40本当はいいやつなんだと独活のこと
41新しい歯ブラシ渡し網戸閉め
42夏タイヤ遠出の海の風浴びる
43箱庭の色を選びて夏を待つ
44古(いにしえ)の路地に佇む喫茶店
45新緑を慈しみつつ茶漬け食う
46到来の舌に転がす新茶かな
47見送りは母とたんぽぽ一年生
48麦茶より麦酒が良いなぁ蝉時雨
49父の手を握って母の墓参り
50春の風茶の間の奥に香を運び
51茶菓(さか)ひとつ 立夏 縁側 ソーダ水
52酢味噌得て図らずもまた独活和へる
53さえずりは若葉の陰の茶の帽子
54汗流る茶店のおしぼり氷水 ※さてん
55囀りてつなぐいのちのシンフォニー ※さえずりて   



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Posted by BBQくにむら at 00:38│Comments(5)くにむら俳壇
この記事へのコメント
皆様、お元気でしょうか。
先月は、このシステムを忘れており、選句できませんでした。
大体、日曜日の夕方はファイターズの試合を見ながらビールを飲んでて、しかも翌日のことを考え早めに飲み始めていることも多く、ほんとに酔いどれです。
では酔いどれ選句の結果をお送りします。

7.アスパラ~
 語呂の悪さがのどかでおいしい感じがしました。
16.天井へ~
 何だか実体験があったようなリアルさがありました。でもなぜそんな事になったか、ほんとだったか、分からない・・・。
17.行きつけの~
 これは無条件に嬉しいですよね。私も嬉しいと思いました。
19.朝風呂の~
 私は土、日しか出来ませんが朝風呂大好きです。今朝は雨の音がやわらかく、ゆっくりしました。リラの香りなどしたらたまらんと思いました。
27.たんぽぽを~
 今朝の雨のような感じですね。もう雨が暖かい感じがする季節ですね。
42.夏タイヤ~
 タイヤを変えた時の爽快感はたまらないですよね。雪降る地方のドライバーの特権かも知れません。
44.古の~
 私としてはあまり実感のないシチュエーションですが、どこか旅してきたんだろうなとうらやみと憧れを感じました。
50.春の風~
 昨日、我が家も窓を開けました。春の匂いが吹き抜けてゆきました。大変共感する句であると思いました。

以上 8句頂きました。
Posted by ニック・ジャガー at 2015年05月31日 18:48
錆爺です
以下の8句を選句しました。

1茶話会の花茣蓙捲る青嵐 ※さわかい
懐かしい言葉ですね。

3半袖とやかんの麦茶首タオル
夏らしいです。

5「戦争」を「へいわ」と読ます無茶なやつ
嫌な奴ですね。

16天井へペタッと貼り付けティーバッグ
懐かしい情景ですね。

26リラ冷や茶碗を両の手のひらに
季節の変わり目を感じます。

29アスパラよりウニがよかった特産品
私は両方好きです。

44古(いにしえ)の路地に佇む喫茶店
どこの喫茶店でしょうか?良い情景ですね。

48麦茶より麦酒が良いなぁ蝉時雨
そうですね。

以上
Posted by 錆爺 at 2015年06月01日 09:27
泥游です。何とか間に合いそうですね。8句選句しました。

10浮雲が人形となり分水嶺 ※ひとがた
春の明るい日に見たであろう、雄大な風景が、目に浮かびます。

14蝉の声聞いて出かける夏背広
いよいよ暑い気節ですね、生命に溢れた。

19朝風呂の窓に匂ひしリラの花
つかの間の朝の静かな感じと、この時期らしい香り、良いですね。

25植え替えを迷う木にある若葉かな
迷っている作者の、優しい気持ちが伝わります。

27たんぽぽを寝坊させたる朝の雨
こちらも思わず寝坊したくなりますね、春の雨。

35新茶濃く酔って眠った次の朝
わかる、わかる。

42夏タイヤ遠出の海の風浴びる
北海道に暮らす者には、実感がわきます。長い冬の後の、海へのドライブ。

44古(いにしえ)の路地に佇む喫茶店
きっと、旅先で見かけたのでしょうか。ああ、私もまた旅に出たい。

以上です。
Posted by 泥游 at 2015年06月01日 14:23
今日こそは!なんとか滑り込み。よろしくお願いいたします。

18込み上げる想い放して衣更え
断捨離も含めた衣替えでしょうか。ときめく想いだけを残して、心機一転の出発に備えて…。

19朝風呂の窓に匂ひしリラの花
薄暗い朝もやの中、まだおぼろげな頭の中と静かな空気感が漂います。

26リラ冷や茶碗を両の手のひらに
しんと冷たい気温の日、温かい茶碗でじんわりとした暖を取るときのしみじみとした幸せ。

37園児らの笑顔車窓に新樹光
楽しそうな園児たちの生命力と、木々の輝きの対比が素敵です。

47見送りは母とたんぽぽ一年生
期待と不安に胸をふくらませて学び舎に向かう我が子を心配まじりに見送る母とそれを彩るたんぽぽ。

49父の手を握って母の墓参り
遺された父の寂しさと、久々に逢える妻の面影に喜びを感じる情景が浮かびます。

50春の風茶の間の奥に香を運び
さわやかな風が吹き抜ける春の一場面。

55囀りてつなぐいのちのシンフォニー 
春の鳥たちの営みに、美しい旋律を感じます。
Posted by 水得魚 at 2015年06月01日 16:36
ニックさん、前回のメールで送っていただいた選句は、結果に反映されております。選評も席上で読み上げております。ご安心ください。

不在選句に協力していただいた4名のみなさん、どうもありがとうございました。
Posted by 良福 at 2015年06月03日 18:14
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