さぽろぐ

グルメ・スイーツ  |札幌市北区

ログインヘルプ


 › BBQくにむら › くにむら俳壇 › 第48回「酔いどれ句会」報告

2013年02月05日

第48回「酔いどれ句会」報告

〇日時 : 平成25年2月4日(月)19時頃から
〇場所 : BBQくにむら
〇費用 : 各自の飲み代
〇兼題 : 「兆」
〇投句 : 基本は一人5句(うち1句以上は兼題を詠み込んだ句とする)、
       少ない投句数でもOK。
〇選句 : 今回は一人8句を選んでいます。(一人のみ2句選あり) 
〇参加者: 
投句あり&句会参加は酒多良福、鳴兎小吉、北留2号、泥游、紅帽子、風船、与太郎、戊瓶と今回初参加・藪柑子の9人。投句なしでの句会参加が恵夢。
不在投句はニック・ジャガー、海鞘、湯児の3人。
不在選句はニック・ジャガー、海鞘(2句)、湯児、錆爺、未定子の5人。
以上、合計15人の参加です。(敬称略)

最終的に選句者は15人となり、今回の句会の理論上の最高得点(満点)は以下のようになります。
  〇選句参加者:14点(自分の句には点を入れられないので)
  〇選句不参加者:15点


face02face02face02face02face02face02face02 7点句

群来白き海に命の兆しあり           (鳴兎小吉)   ※くき

face02face02face02face02face02face02 6点句

春兆し声やはらかに子の遊ぶ          (海鞘)
すすきのの場末のバーや大氷柱         (鳴兎小吉)   ※おおつらら

face02face02face02face02face02 5点句

煌めきて流れゆく水春兆す           (海鞘)
十八の春は兆しに手偏つけ           (与太郎)
逆光の春ポケットにバスを待つ         (藪柑子)
空の青兆し背負いて雪の嶺           (藪柑子)

face02face02face02face02 4点句

九円を丁度払えて春吉兆            (酒多良福)
床下で寝言する猫寒月や            (湯児)
銭湯の露天また良し牡丹雪           (風船)
餅焼くや少し焦げたり小正月          (風船)
早春の草原に追う二兎の夢           (北留2号)
えぞりすの追いつ追われつ早春賦        (藪柑子)

face02face02face02 3点句

道遙か白き連山輝けり             (海鞘)
枯れ枝に春の兆しのシジュウカラ        (酒多良福)
手袋のほころび見つけ外を見る         (酒多良福)
豊年の兆しと願う大雪を            (泥游)
屋根の雪滑り残して春を待つ          (湯児)
屋根色が鮮やかなりし冬の雨          (戊瓶)
谷覆う深雪の下にぞ春兆す           (与太郎)
羅針盤青き野を見る渡り鳥           (藪柑子)

face02face02 2点句

寒くとも光の春の兆しあり           (ニック・ジャガー)
誕生日独り酔いどれ空元気           (ニック・ジャガー)
ツルハシを振り揚げ戻る寒稽古         (湯児)
雪下の涌き水笑い春兆す            (湯児)
ふるさとの雪折れ桜も兆しあり         (北留2号)
街路樹の樹氷となりて月曜日          (鳴兎小吉)
巣立つ子に三十年前の我を見ゆ         (与太郎)  ※みそとせまえ

face02 1点句

落ちていく感も否めぬ誕生日          (ニック・ジャガー)
光浴び氷柱の列も溶け落ちて          (海鞘)
道端の雪山削れば雪像さ            (紅帽子)
こんなもん溶けてしまえばただの水       (紅帽子)
キャンプインよっしゃほんまに今年こそ     (紅帽子)
千兆の重みは軽ろしリフレーション       (酒多良福)
飛び雪の窓打つ風の寒さかな          (風船)
初場所や大鵬の逝く中日かな          (風船)
如月の春の兆しか泥濘る径           (風船)
九十一兆夢なき国のバブル風          (北留2号)
電気を入れないコタツで冬を越す        (北留2号)
ため息で溶かしちまえよその雪を        (鳴兎小吉)
春光る魔法解かれて森の奥           (藪柑子)

face07

雪雲や山越え来る気配あり           (ニック・ジャガー)
芋洗い?何の検査と首かしげ          (ニック・ジャガー)
朝霧に春の兆しもほの見えて          (海鞘)
兆を超す借金なんてわしゃ知らん        (紅帽子)
日はめぐり何はともあれ立春さ         (紅帽子)
兆候は温暖化でも寒冷か            (酒多良福)
寒中の雨に流るる雪祭り            (泥游)
雪跨ぎ乗りし車窓に景色無く          (泥游)
夢覚めて兆しではなく過去の我         (泥游)
久々の光に友の兆しあり            (泥游)
三ツ星に遠近ありや寒北斗           (湯児)
兆円の手当ては遠き家計かな          (戊瓶)
春兆す靴に合わせるスーツかな         (戊瓶)
如月一日内定息子もキャンプイン        (北留2号)
病院のスターバックス冬うらら         (鳴兎小吉)

以上56句です。

(文責:鳴兎小吉)



あなたにおススメの記事

タグ :句会俳句

同じカテゴリー(くにむら俳壇)の記事画像
第133回酔いどれ句会のご案内
第130回酔いどれ句会のご案内
第128回酔いどれ句会清記表
ちょっとお知らせ
第126回酔いどれ句会のご案内
第124回酔いどれ句会清記表
同じカテゴリー(くにむら俳壇)の記事
 第193回酔いどれ句会報告 (2025-03-03 23:02)
 第193回酔いどれ句会清記表 (2025-03-01 23:56)
 第192回酔いどれ句会報告 (2025-02-03 22:41)
 第192回酔いどれ句会清記表 (2025-02-01 20:39)
 第191回酔いどれ句会報告 (2025-01-07 01:22)
 第191回酔いどれ句会清記表 (2025-01-04 18:00)

Posted by BBQくにむら at 16:58│Comments(9)くにむら俳壇
この記事へのコメント
小吉さん、幹事業務、いつもご苦労様です。

今回の私の特選は、

 逆光の春ポケットにバスを待つ

です。

句会の席でもお話ししましたが、若々しい清新な印象があり、前向きな希望に満ちた秀句だと思います。魅了されました。
Posted by 良福 at 2013年02月05日 18:05
はじめて句会に参加させていただきました。

幹事の小吉さんはじめ、みなさまありがとうございました。

良福さん、特選とは嬉しい限りです。
この句は、ただいま反抗期マッサカリの息子のことをよみました。
1人でふらりとバス旅にでかけてしまう息子ですが、ときどき、何か自分のなかでじっくりと発酵しかけているのでは、と思うことがあります。そんな成長ぶりが見える背中を思い浮かべてよみました。
Posted by 藪柑子 at 2013年02月05日 21:57
 逆光の春ポケットにバスを待つ

私は良福さんの句だと思っていました。
どんな状況を詠んだ句なのか気になっていました。
教えていただければ嬉しいです。
Posted by ニック・ジャガー at 2013年02月05日 22:31
あら?
もうコメントが入っていました。
ありがとうございました。
Posted by ニック・ジャガー at 2013年02月05日 22:36
うーん、藪柑子さん恐るべし。期待の新人ですね。
ところで、今回ファイターズ句にたくさん入りホクホクです。オープン戦ドーム開催まで1ヶ月をきりました。球春到来!
Posted by 北留2号 at 2013年02月06日 10:30
湯児さん、ごめんなさい!
選句結果のメールをいただいたのが句会開始直前だったため、慌てていてコメントがあるのを見落としてしまいましたので、お詫びとともにここに掲載させていただきます。
(次回はできれば18時前にメールいただければ助かります)

---------------------------------------------
湯児~選句結果

(選句の心)

・26 群来白き海に命の兆しあり    ※くき
冬の日本海が目に浮かぶ、雄大な水墨画。なのに温かい。ありがとう、見てくれて。私、前世は鰊だったのです。

・34 春兆し声やはらかに子の遊ぶ

心なしか、聞こえてくる子供達の声にも産毛の輪郭が。そう、私、前世は良寛だったのです。

・44 谷覆う深雪の下にぞ春兆す

げに想像力は、世界を穿ちます。そう、私、前世は雪の下の蕗の薹だったのです。

・49 羅針盤青き野を見る渡り鳥

気持ちのいい句です。実際は星座や体内磁石を用いるらしいけれど、「青き野」の方がいい。私、前世は渡り鳥だったんです。

・51 十八の春は兆しに手偏つけ 

テダレですね。軽みの中に人生のオモシが効いてますね。

・55 すすきのの場末のバーや大氷柱   ※おおつらら

行きましたね、「バー旧石器時代」。そこはまだ氷河期。お通しのマンモスのルイベ、食べましたね。そう、私の前世は旧石器時代人なのです。

・56 初場所や大鵬の逝く中日かな

偉大な人でした。俗世から飛び立ちましたね。合掌。

・58 逆光の春ポケットにバスを待つ

この句使ってポスター作りたいね。でも何のポスターだろうね。覚醒剤撲滅?青春18切符?角川文庫読書感想文コンクール?いやいや、コンサートだろ。実は僕、前世は尾崎豊だったのさ、計算合わないけど。

(作者解説~一部分)

8 三ツ星に遠近ありや寒北斗
(作者解説)
先日テレビで、星座を構成している星の遠近を図解していました。オリオンでいえば、三ツ星の真ん中の星が他より遥かに遠いことを知って、実物を見ても、いかに見かけしか見ていなかったか、思い知らされました。

50 床下で寝言する猫寒月や
(作者解説)
我が家に住み着いているエゾミヤマヒラオヤマネコ(尻尾が平たいという生物学的特徴が判明したので改名)
Posted by 小吉 at 2013年02月06日 10:35
逆光の春ポケットにバスを待つ

今回の私の特選句は良福さんと同じく、上記の藪柑子さんの句でした。
ほんと、恐るべし!藪柑子。
Posted by 小吉 at 2013年02月06日 10:39
湯児さんの選評は、技ありです。こんな感じで今後もお願いしたいんですけど、だめですか。
Posted by 良福 at 2013年02月06日 22:56
海鞘様 春兆し声やはらかに子の遊ぶ
 穏やかな良い句だと思います。句調が明るくなったと評判でした。 村いっぱい の子供かな 一茶の句を思い出します。

与太郎様 十八の春は兆しに手偏つけ
 漢字のブログをやっております。思わずいただきました。
http://huusennarare.cocolog-nifty.com/
 皆さん良かったら見て下さい。

藪柑子様 えぞりすの追いつ追われつ早春賦
 はじめまして。私はこちらの方をいただきました。まるで景が見えるようです。
Posted by 風船 at 2013年02月08日 16:16
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。