2011年12月06日
第34回「酔いどれ句会」報告
〇日時 : 平成23年12月5日(月)19時頃から
〇場所 : BBQくにむら
〇費用 : 各自の飲み代
〇義捐金: 各自500円 (日本赤十字社に)
〇兼題 : 「鳥の名一切」
〇投句 : 基本は一人5句(うち1句以上は兼題を詠み込んだ句とする)、少ない投句数でもOK。
〇選句 : 今回は一人8句を選んでいます。
〇参加者:
投句あり&句会参加は酒多良福、鳴兎小吉、北留2号、実桜、恵夢、風船、犬君丸の7人、投句なしで句会参加が与太郎、戊瓶の2人で合計9人。
不在投句は水月、所爺、ニック・ジャガー、紅帽子に初参加の湯児(とうじ)@S50の5人。
水月、ニック・ジャガー、所爺、錆爺、泥游の5人は別途選句もしてくれました。
以上、合計16人の参加です。(敬称略)
最終的に選句者は14人となり、今回の句会の理論上の最高得点(満点)は以下のようになります。
〇選句参加者:13点(自分の句には点を入れられないので)
〇選句不参加者:14点
〇場所 : BBQくにむら
〇費用 : 各自の飲み代
〇義捐金: 各自500円 (日本赤十字社に)
〇兼題 : 「鳥の名一切」
〇投句 : 基本は一人5句(うち1句以上は兼題を詠み込んだ句とする)、少ない投句数でもOK。
〇選句 : 今回は一人8句を選んでいます。
〇参加者:
投句あり&句会参加は酒多良福、鳴兎小吉、北留2号、実桜、恵夢、風船、犬君丸の7人、投句なしで句会参加が与太郎、戊瓶の2人で合計9人。
不在投句は水月、所爺、ニック・ジャガー、紅帽子に初参加の湯児(とうじ)@S50の5人。
水月、ニック・ジャガー、所爺、錆爺、泥游の5人は別途選句もしてくれました。
以上、合計16人の参加です。(敬称略)
最終的に選句者は14人となり、今回の句会の理論上の最高得点(満点)は以下のようになります。
〇選句参加者:13点(自分の句には点を入れられないので)
〇選句不参加者:14点








寒いねとおうむ返しの寒さかな (酒多良福)





北風や柚子少しかけ鴨南蛮 (風船)
海栗轢かせ嗤って肥える島鴉 (湯児) ※うにひかせ
病室の母は小さし冬林檎 (水月)
連雀の枯れ葉の色に馴染みをり (恵夢)
初氷一々踏みて駈ける子ら (恵夢)




還り来て喪を食みつくせ白鳥よ (湯児) ※はみつくせ
枯れ葦と瓦礫の沼に雁渡る (所爺)
初雪に丸く膨らむ雀かな (酒多良福)
初雪のうれしさに小便ちびる犬 (実桜)
息つめてノスリの視線何を見む (ニック・ジャガー)



廃サイロ残る枯野に鳶の舞 (鳴兎小吉)
鳶鳴ける雪野にきりっとサイロ立つ (北留2号)
糸瓜咲いて律が建てし小鳥小屋 (湯児)
冬の雷未明の夢はあざやかに (水月)
病む母の眉くつきりと冬日向 (水月)
烏鳴きひとりの家路月ひとつ (酒多良福)
蹴りて声上げる初雪通学路 (実桜)


駒ケ岳を仰ぐ枯野のからすかな (鳴兎小吉)
木枯らしに負けじ羽ばたく五十雀 (北留2号)
雁のV字飛行に何思う (北留2号) ※かりがねの
小雪舞い最新盤の「みゆき」聴く (北留2号)
金富士に集いさえずる寒すずめ (北留2号)
雪の日はランプの灯り文庫本 (風船)
鴛鴦の鴛を煮ている独り鍋 (湯児)
椋鳥の熟れ柿残すやさしさよ (所爺)
紅白や野鳥の会にとりとらす (所爺)
ヒヨの声さえも途絶えて雪の朝 (実桜)
鷺一人佇む姿我や彼 (恵夢)
初雪や心を解かす子らの笑み (恵夢)

祈りてもとどかぬ病雪がふる (鳴兎小吉)
裸木をくぐり顔出す雀かな (鳴兎小吉)
ヒヨドリの少し寂しい七竈 (風船)
大地鴫響いて十勝に夏来たる (湯児)
熱燗や父の酒量の増へたる夜 (水月)
伝へたきことばあふるる波の花 (水月)
はやにえのとかげや哀れもず見参 (酒多良福)
けたたましひよどり来たり吹雪明け (酒多良福)
鴨鍋や浮かぶ脂の品のよさ (紅帽子)
てっちりや鍋の底まで食い尽くす (紅帽子)
どうみてもディーエヌエーと読めないぜ (紅帽子)
湯けむりと紛ふ粉雪冬景色 (犬君丸)
行儀良く足跡揃ふ寒鴉かな (犬君丸) ※かんあかな
白鳥の声掛け合ひて渡りなむ (恵夢)
ひもじくて師走の街にカケス飛び (ニック・ジャガー)

列をなし水辺の鴨の日向ぼこ (鳴兎小吉)
石狩の豊穣の野に雁の来る (風船)
腕組んで寒さ急ぎてハンバーグ (風船)
血の色か翡翠のくちばしの赤 (所爺)
はずれ籤ひひと笑ふかじょうびたき (所爺)
火の鳥に友よなるべし冬の朝 (紅帽子)
地酒飲み放題つらい寒い朝 (紅帽子)
老木を撮りたる頭も雪化粧 (犬君丸)
麦のごと褥に根を張る冬入り日 (犬君丸) ※しとねに
父を見て一足先に春想ふ (犬君丸)
以上55句です。
なお、義捐金は後日日本赤十字社に振り込む予定です。
(文責:鳴兎小吉)
Posted by BBQくにむら at 13:30│Comments(5)
│くにむら俳壇
この記事へのコメント
小吉さん、素早いサマリーの掲載、いつもありがとうございます。
今回、本格(!)野鳥俳句を作ろうと意気込んでおりました。5句のうち4句は、一応、野鳥俳句になりましたが、もうひとつがうまくできません。で、力の抜けた言葉遊び的な「おうむ返し」を思いついた次第です。たくさん票をいただき、恐縮です。
句会の席でも申しましたが、わたしの特選は、
「連雀の枯れ葉の色に馴染みをり」、です。ヒレンジャクとキレンジャクは冬になるとあらわれます。地味な色をしていますが、羽と尾にヴィヴィッドカラーのアクセントがあり、鋭い目をした、シックでカッコいい鳥です。
今回、本格(!)野鳥俳句を作ろうと意気込んでおりました。5句のうち4句は、一応、野鳥俳句になりましたが、もうひとつがうまくできません。で、力の抜けた言葉遊び的な「おうむ返し」を思いついた次第です。たくさん票をいただき、恐縮です。
句会の席でも申しましたが、わたしの特選は、
「連雀の枯れ葉の色に馴染みをり」、です。ヒレンジャクとキレンジャクは冬になるとあらわれます。地味な色をしていますが、羽と尾にヴィヴィッドカラーのアクセントがあり、鋭い目をした、シックでカッコいい鳥です。
Posted by 良福 at 2011年12月06日 19:00
みなさん 鳥の名前をよく知ってらっしゃる!
恵夢さんの 連雀っていったいどんな鳥なんだろう…と思ってました。なるほど、ヒレンジャクなどですね。聞いたことがありました。
でも、知らなくとも想像たくましくして、勝手に連雀の姿を描きそうです。
同じ恵夢さんの初氷の句も好きです。今も昔も子供たちは薄い氷を踏むのが大好き。今はできない環境にいるので、無性にやってみたくなりました。うずうず…
恵夢さんの 連雀っていったいどんな鳥なんだろう…と思ってました。なるほど、ヒレンジャクなどですね。聞いたことがありました。
でも、知らなくとも想像たくましくして、勝手に連雀の姿を描きそうです。
同じ恵夢さんの初氷の句も好きです。今も昔も子供たちは薄い氷を踏むのが大好き。今はできない環境にいるので、無性にやってみたくなりました。うずうず…
Posted by 俳隅巣 at 2011年12月06日 19:35
私も恵夢さんの初氷の句がとても好きでした。
「一々」というのが絶妙な表現だと思いました。
また、連雀の句も鳴き声や鮮やかな色を詠むのでなく、枯れ葉の色に馴染むとは渋いと思いました。
「一々」というのが絶妙な表現だと思いました。
また、連雀の句も鳴き声や鮮やかな色を詠むのでなく、枯れ葉の色に馴染むとは渋いと思いました。
Posted by ニック・ジャガー at 2011年12月06日 23:40
皆さまコメントいただきまして、ありがとうございます。
連雀には、ランニングの途中で会いました。葉の落ちかけた木々に紛れていたのですけれど、羽の先の赤と黒とブルーの色も印象的でした。
氷、私も踏んでいたな~と。ほんとに、今も昔も、子どもらは丁寧に踏んでますよね。
今回は、湯児さんの白鳥の句が鮮烈でした。他の句も、存在感がありますね。
連雀には、ランニングの途中で会いました。葉の落ちかけた木々に紛れていたのですけれど、羽の先の赤と黒とブルーの色も印象的でした。
氷、私も踏んでいたな~と。ほんとに、今も昔も、子どもらは丁寧に踏んでますよね。
今回は、湯児さんの白鳥の句が鮮烈でした。他の句も、存在感がありますね。
Posted by 恵夢 at 2011年12月08日 23:23
ご報告遅くなりました。
12月9日に義捐金5500円を日本赤十字社に振り込みました。
(湯児さんからのお預かりを含みます)
12月9日に義捐金5500円を日本赤十字社に振り込みました。
(湯児さんからのお預かりを含みます)
Posted by 風船 at 2012年01月09日 16:00