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2011年09月06日

第31回「酔いどれ句会」報告

   
〇日時 : 平成23年9月5日(月)19時頃から
〇場所 : BBQくにむら
〇費用 : 各自の飲み代
〇義捐金: 各自500円 (日本赤十字社に)
〇兼題 : 「在」
〇投句 : 基本は一人5句(うち1句以上は兼題を詠み込んだ句とする)、少ない投句数でもOK。
〇選句 : 今回は一人10句を選んでいます。 
〇参加者: 
投句&句会参加は酒多良福、鳴兎小吉、紅帽子、風船、北留2号、恵夢、実桜の7人に、遅れて参加が未定子と戊瓶の2人で合計9人。 不在投句は水月、ニック・ジャガー、所爺、錆爺、泥游の5人。
水月、ニック・ジャガー、所爺、錆爺の4人は別途選句もしてくれました。
以上、合計14人の参加です。(敬称略)

最終的に選句者は13人となり、今回の句会の理論上の最高得点(満点)は以下のようになります。
  〇選句参加者:12点(自分の句には点を入れられないので)
  〇選句不参加者:13点



face02face02face02face02face02face02face02 7点句

迎え灯や在りし日の影ふわり居り       (恵夢)

face02face02face02face02face02face02 6点句

葡萄食う茎は骨の如く残る          (酒多良福)
夕空を自由自在の赤とんぼ          (水月)

face02face02face02face02face02 5点句

妻不在ひとりを照らす盆の月         (北留2号)

face02face02face02face02 4点句

在の字の斜めの線がチャーミング       (ニック・ジャガー)
観自在菩薩もたまに暑かろう         (紅帽子)
この夏は思う故在り黙祷す          (紅帽子)
在りしより多くを語る遺影かな        (戊瓶)
ウイスキー居場所は父が在る頃の       (戊瓶)
浴衣手を引き寄せんかな近花火        (戊瓶)
ひぐらしのいつまで鳴きて在るいのち     (未定子)

face02face02face02 3点句

さかしらな理屈を飛ばす尺花火        (実桜)
峰流る雲を見下ろす月一つ          (実桜)
南国の便り写真在中とあり          (酒多良福)
コスモスは激しき雨にさからはず       (水月)
夏の頃部屋を飾ったシャツ眺め        (風船)
お祭りの明日が気になる野分かな       (北留2号)
我が魂の在りや無しやと問う盆火       (未定子)
流灯に在りし日の名を北上川         (鳴兎小吉)

face02face02 2点句


在るがまま咲いて散りゆく木槿かな      (ニック・ジャガー)
病室の不安も和らぐ夜明けかな        (ニック・ジャガー)
豆の葉の色づき始め※季を知り        (ニック・ジャガー)   ※とき
驟雨往く秋風連れて来たらむや        (恵夢)
地下鉄を出し青空突き抜けし         (恵夢)
ハイこちら皿になります手品かよ       (紅帽子)
「在る」の文字発句に向かず魚定食      (実桜)
女郎在り絡め獲られて溶かされよ       (所爺)
苦瓜や野分がめくり西日差す         (所爺)
稲の花塩をかぶった田んぼにも        (所爺)
古寺へ玉砂利の音と蝉の声          (泥游)
抱きしめて星降る夜に好きといふ       (風船)
向日葵や自由自在に丘の上          (戊瓶)
赤黄青夜空満開夏十勝            (戊瓶)
父をまね五年目の子在学中          (北留2号)
死者とともに在る悦びや初の盆        (未定子)
競い合い存在誇示す蝉しぐれ         (鳴兎小吉)

face02 1点句

千鳥足望月高ししばし見む          (恵夢)
新総理同い年だよそれが何          (紅帽子)
いつから在るのぷるとにうむにーさんはち   (錆爺)
豈に存りや酢〆の鯖を擂りて食ふ       (実桜)
かわたれに百合の香在りて帰り道       (実桜)
一人在り彼岸まであと何日か         (酒多良福)
うつろいて在野の心に秋の風         (酒多良福)
在りし日を思い出しても飯一膳        (酒多良福)
むくげ散る師匠の家に長居して        (水月)
大漁のさんま輝く埠頭かな          (水月)
十五夜のことにやさしき仏さま        (水月)
関ヶ原※車窓の緑の深きかな         (泥游)    ※まど
在原の月詠む歌と濁り酒           (風船)
マスカット皮むく指先秋近し         (風船)
あの夏の思いを胸に花火見る         (北留2号)
ほほ乾き寄り添う死者のぬくみ在り      (未定子)
いまだ分からぬまま不惑、現存在。      (未定子)
流燈や御詠歌ひびく北上川          (鳴兎小吉)
原爆忌あみださまにごめんなさい       (鳴兎小吉)
観自在菩薩度一切苦厄天高し         (鳴兎小吉)

face11

夏雨の少なきトマト甘さ沁む         (恵夢)
ちょうどからいただきますと女店員      (紅帽子)
法師蝉あぶらみんみん死んで在り       (所爺)
あせも在りぼちぼち引かぬ残暑かな      (所爺)
鬼哭くを清明九字切る列在前         (風船)
信号待ち電柱の影に束の間の涼        (北留2号)

以上62句です。

なお、義捐金は後日日本赤十字社に振り込む予定です。
(文責:鳴兎小吉)





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タグ :句会俳句

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Posted by BBQくにむら at 12:55│Comments(11)くにむら俳壇
この記事へのコメント
小吉さん、サマリーの掲載ありがとうございます。
今回は票が散りましたねえ。
自作について一言。

  南国の便り写真在中とあり

これ、苦労したんです。兼題が「在」なので、在中でいこうと思い、作り始め、ずいぶん曲折がありました。結局、季題はいれられずに終わりました。3票いただいたので、苦労のかいがありました。
Posted by 良福 at 2011年09月06日 18:54
兼題の「在」は重くなりがちで難しかったです。

迎え灯や~の句はお盆が重すぎない感じでとても好きでした。
選句資料を送っていただくのは大変と思いますが、選んだ句が高得点だとそれもまた嬉しいという楽しみもあります。
幹事さん、いつもありがとうございます。

自作では、在の字の~の句に4点もいただきありがとうございます。
斜めの線と言うと漢字が急に図形に見えてくるようで面白いと思いました。
「木曜日を強調しようと思って四角で囲ったら困ったかんじになっちゃったんだよね・・・。」というような文章をどこかで見たことがあり、影響されてると思います。
Posted by ニック・ジャガー at 2011年09月06日 23:33
今回の兼題は瞬間的に浮かんだままに決めてしまったのですが、そもそも俳句にあまりなじまなかったですね。自分でもいただいた「在の字の~」や「“在る”の文字~」をはじめ、みなさんの抗議の嵐(?)の中で、ちょっと反省しました。観念句の本領発揮で申しわけありませんでした。
もっと俳句らしくできるように脱皮しないとな~。
Posted by 未定子 at 2011年09月07日 12:18
「現存在。」の御句を未定子さんとわからずにいただいてしまいました。「しまった!」
哲学的で佳句と思ったけれど私たち「不惑」じゃないじゃん!
Posted by 渋谷水月 at 2011年09月08日 09:35
「不惑」から干支が一回りしている小吉です。

観自在菩薩度一切苦厄天高し  (鳴兎小吉)  1点
観自在菩薩もたまに暑かろう  (紅帽子)   4点

今回は、「観自在菩薩」対決において私、鳴兎小吉は紅帽子さんに完敗いたしました・・・

実は私も紅帽子さんの句をいただきました。
観自在菩薩ということばが重たいので、紅帽子さんのように後半を軽やかに詠いあげた方がいいですね。納得!
Posted by 鳴兎小吉 at 2011年09月08日 14:47
申し訳ございません。
「観自在菩薩」とは・・・何なのでしょうや?。
Posted by ニック・ジャガー at 2011年09月08日 21:31
7点もいただきましてありがとうございます、嬉しいです。
「彼方」と「此方」の境目が自然な感じで出てる気がして、自分でも気に入っています。

「飯一膳」の句の、「生きてる」感じも好きです。

あ、私、不惑です・・・
Posted by 恵夢 at 2011年09月08日 22:31
おやおや、コメント錯綜中ですな。

恵夢さん、ありがとう。

1席の「迎え灯や・・・」は炎の中にいろいろなものを見出してしまう人間の心を詠んでいてお見事でした。
Posted by 良福 at 2011年09月09日 02:16
ニックさん

観音さんのことです。
般若心経の出だしの「かんじーざいぼーさつ・・」の菩薩さんです。

ウィキペディア参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%B3%E9%9F%B3%E8%8F%A9%E8%96%A9
Posted by 鳴兎小吉 at 2011年09月09日 10:17
報告遅れました。
9月7日に義捐金5500円を日本赤十字社に振り込みました。
被災地の復興をお祈り致します。
Posted by 風船 at 2011年09月10日 06:22
小吉さん

基本的なはてな?にご回答いただきありがとうございます。
観音様もいろいろな呼び方があったのですね。

(どうして集約できなかったのだろう?)
Posted by ニック・ジャガー at 2011年09月10日 21:10
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