2023年09月03日
第175回酔いどれ句会清記表
泥游さんに清記表を作ってもらいました。
今回の投稿作品は59句あります。7句選んでください。
句会同人の方に限らせていただきます。
選句結果はコメント欄に記入し、できれば選評も書いてくださいね。
酒多 良福
1 風吹かず簾の影の蜻蛉かな
2 レースカーテン靡くや秋のご到着
3 パールママの仔象可愛や銀やんま
4 胸ポケットで水没する携帯
5 迷ひ来し楠蚕追ふや老店員
6 海風に 切り声乗って 江差かな
7 伸び盛り 蜻蛉も留まる 昼寝の子
8 とんぼうもどこか少なき水源池
9 歳時記の季節進めて秋遍路
10 百代の過客宿りぬ蛍籠
11 何処にか夜泣子のいて風死せり
12 目の合へばはにかみて去り蜻蛉ちやん
13 岩浜の白雲を背に蜻蛉かな
14 蜻蛉玉 冷たき君の 帯留めて
15 茹で上がりふらふら歩く残暑かな
16 縄文の合掌土偶魂迎 ※たまむかへ
17 風にゆれふわりと軽し赤蜻蛉
18 さやいんげん伸ばす蔓先あかとんぼ
19 ゆっくりと列島縦断野分立つ
20 月夜にも獣の著し木下闇 ※しるし
21 皆街に出てっちまったと熊嘆き
22 晩涼の風を求めてあきらめる
23 駄目人間暑熱馴化の成れの果て
24 赤蜻つがひは折れず強く飛び
25 終戦忌止まりし古刹の大時計
26 透かし見て蜻蛉の羽根の不思議かな
27 蛍よと指差す淵の闇深し
28 人生でいちばん熱き残暑かな
29 求むれば与へられんと虫の声
30 名月や先ず佳き酒の支度して
31 男声の御詠歌のせて盆の風
32 金山の廃坑露は巨き月 ※あらわ
33 金山を見回る蜻蜓幾百年 ※やんま
34 冷房費次はもうすぐ暖房費
35 ジンジャーエール作りて噎ぶ夏は来ぬ ※むせぶ ※きぬ
36 限りある命燃やせよ赤蜻蛉
37 サックスの汗紫煙赤光切り裂けり
38 孫よりも爺さん夢中トンボ採り
39 恐山地獄の果てを波涼し
40 幼子が「やさしい雨」と終戦忌
41 郷里の畑雄花ばかりの糸瓜咲き(さと)
42 赤レンガ倉庫に夕陽赤とんぼ
43 夕とんぼ黄泉のとばりの向こうへと
44 トンボもね日陰で休んでいるんだよ
45 水出て酷暑に生る蜻蛉かな
46 新盆や家族のかたち変わりつつ
47 下校児に皆ついてゆく赤とんぼ
48十字架は続々山へ群蜻蛉
49 霧抜けし落合駅に草茂る
50 鈴虫やはたと休んでまた鳴いて
51 トンボはね学生服も鉛筆も
52 夏はもう秋を待つだけの季節
53 トンボ引く背番号無き甲子園
54 青田向こう金床雲のあちこちに
55 赤蜻蛉特攻隊に使われた
56 無重力楽しむがごと蜻蛉かな
57 身に入むやアロハの国の大惨事
58 血圧計腕に貼り付く残暑かな
59 無月の夜 ひとり寝間で 香を焚く
以上です。
句会同人の方に限らせていただきます。
選句結果はコメント欄に記入し、できれば選評も書いてくださいね。
酒多 良福
1 風吹かず簾の影の蜻蛉かな
2 レースカーテン靡くや秋のご到着
3 パールママの仔象可愛や銀やんま
4 胸ポケットで水没する携帯
5 迷ひ来し楠蚕追ふや老店員
6 海風に 切り声乗って 江差かな
7 伸び盛り 蜻蛉も留まる 昼寝の子
8 とんぼうもどこか少なき水源池
9 歳時記の季節進めて秋遍路
10 百代の過客宿りぬ蛍籠
11 何処にか夜泣子のいて風死せり
12 目の合へばはにかみて去り蜻蛉ちやん
13 岩浜の白雲を背に蜻蛉かな
14 蜻蛉玉 冷たき君の 帯留めて
15 茹で上がりふらふら歩く残暑かな
16 縄文の合掌土偶魂迎 ※たまむかへ
17 風にゆれふわりと軽し赤蜻蛉
18 さやいんげん伸ばす蔓先あかとんぼ
19 ゆっくりと列島縦断野分立つ
20 月夜にも獣の著し木下闇 ※しるし
21 皆街に出てっちまったと熊嘆き
22 晩涼の風を求めてあきらめる
23 駄目人間暑熱馴化の成れの果て
24 赤蜻つがひは折れず強く飛び
25 終戦忌止まりし古刹の大時計
26 透かし見て蜻蛉の羽根の不思議かな
27 蛍よと指差す淵の闇深し
28 人生でいちばん熱き残暑かな
29 求むれば与へられんと虫の声
30 名月や先ず佳き酒の支度して
31 男声の御詠歌のせて盆の風
32 金山の廃坑露は巨き月 ※あらわ
33 金山を見回る蜻蜓幾百年 ※やんま
34 冷房費次はもうすぐ暖房費
35 ジンジャーエール作りて噎ぶ夏は来ぬ ※むせぶ ※きぬ
36 限りある命燃やせよ赤蜻蛉
37 サックスの汗紫煙赤光切り裂けり
38 孫よりも爺さん夢中トンボ採り
39 恐山地獄の果てを波涼し
40 幼子が「やさしい雨」と終戦忌
41 郷里の畑雄花ばかりの糸瓜咲き(さと)
42 赤レンガ倉庫に夕陽赤とんぼ
43 夕とんぼ黄泉のとばりの向こうへと
44 トンボもね日陰で休んでいるんだよ
45 水出て酷暑に生る蜻蛉かな
46 新盆や家族のかたち変わりつつ
47 下校児に皆ついてゆく赤とんぼ
48十字架は続々山へ群蜻蛉
49 霧抜けし落合駅に草茂る
50 鈴虫やはたと休んでまた鳴いて
51 トンボはね学生服も鉛筆も
52 夏はもう秋を待つだけの季節
53 トンボ引く背番号無き甲子園
54 青田向こう金床雲のあちこちに
55 赤蜻蛉特攻隊に使われた
56 無重力楽しむがごと蜻蛉かな
57 身に入むやアロハの国の大惨事
58 血圧計腕に貼り付く残暑かな
59 無月の夜 ひとり寝間で 香を焚く
以上です。
Posted by BBQくにむら at 00:53│Comments(5)
│くにむら俳壇
この記事へのコメント
錆爺です、以下の7句を選びました。
12 目の合へばはにかみて去り蜻蛉ちやん
蜻蛉と目が合うとそんな感じがしますよね
21 皆街に出てっちまったと熊嘆き
まあ,春先は出没した熊が多かったですものね
30 名月や先ず佳き酒の支度して
飲む口実を探しているようですね
34 冷房費次はもうすぐ暖房費
9月はあっという間,すぐに10月,ストーブの季節
38 孫よりも爺さん夢中トンボ採り
そんなもんですよね
44 トンボもね日陰で休んでいるんだよ
今年の夏は暑かったですよね。やになりました。
51 トンボはね学生服も鉛筆も
今もあるのでしょうね。
12 目の合へばはにかみて去り蜻蛉ちやん
蜻蛉と目が合うとそんな感じがしますよね
21 皆街に出てっちまったと熊嘆き
まあ,春先は出没した熊が多かったですものね
30 名月や先ず佳き酒の支度して
飲む口実を探しているようですね
34 冷房費次はもうすぐ暖房費
9月はあっという間,すぐに10月,ストーブの季節
38 孫よりも爺さん夢中トンボ採り
そんなもんですよね
44 トンボもね日陰で休んでいるんだよ
今年の夏は暑かったですよね。やになりました。
51 トンボはね学生服も鉛筆も
今もあるのでしょうね。
Posted by 錆爺 at 2023年09月04日 10:25
湯児
今回も選句番号のみにて失礼します。
6
26
31
40
41
47
53
以上7句、いただきました。
今回も選句番号のみにて失礼します。
6
26
31
40
41
47
53
以上7句、いただきました。
Posted by 湯児 at 2023年09月04日 13:03
5 迷ひ来し楠蚕追ふや老店員
10 百代の過客宿りぬ蛍籠
14 蜻蛉玉 冷たき君の 帯留めて
16 縄文の合掌土偶魂迎 ※たまむかへ
32 金山の廃坑露は巨き月 ※あらわ
45 水出て酷暑に生る蜻蛉かな
48十字架は続々山へ群蜻蛉
以上、7句選ばせていただきました。
選評入れられなくてすみません。
10 百代の過客宿りぬ蛍籠
14 蜻蛉玉 冷たき君の 帯留めて
16 縄文の合掌土偶魂迎 ※たまむかへ
32 金山の廃坑露は巨き月 ※あらわ
45 水出て酷暑に生る蜻蛉かな
48十字架は続々山へ群蜻蛉
以上、7句選ばせていただきました。
選評入れられなくてすみません。
Posted by 山茶花です at 2023年09月04日 14:49
選句の結果をお送りします。
12 目の合へばはにかみて去り蜻蛉ちやん
可愛い句ですね。はにかみてというのが可愛くてい
いです。
トンボも鳥なんかも目が合うと逃げていく感じですよね。顔認証?
15 茹で上がりふらふら歩く残暑かな
今年の暑さはすごかったですよね。私はほとんど外に出ないで過ごしていました。
もうほぼゾンビのような様子が良いと思いました。
23 駄目人間暑熱馴化の成れの果て
これもすごい暑さの句ですね。
汗がしたたり、もうエネルギーも使い果たした様子が浮かんでくる句です。
25 終戦忌止まりし古刹の大時計
暑さの中ですが、いやな世情のなか忘れてはいけない事があると思いました。
26 透かし見て蜻蛉の羽根の不思議かな
そのまま、ほんとにそうですよね。
羽化したてできちんと平面になる前はいろんな色に反射してまたきれいなんですよ。
49 霧抜けし落合駅に草茂る
人手が入らなければ草はすぐ繁茂してしまいます。植物の獰猛な一面だと思います。
人の営みも夢の跡のようで好きな句でした。
50 鈴虫やはたと休んでまた鳴いて
秋の虫が鳴いていますね。一匹休む間は他の鳴き声が聞こえたり、間があるのがまたいいと思います。
以上7句頂きました。
12 目の合へばはにかみて去り蜻蛉ちやん
可愛い句ですね。はにかみてというのが可愛くてい
いです。
トンボも鳥なんかも目が合うと逃げていく感じですよね。顔認証?
15 茹で上がりふらふら歩く残暑かな
今年の暑さはすごかったですよね。私はほとんど外に出ないで過ごしていました。
もうほぼゾンビのような様子が良いと思いました。
23 駄目人間暑熱馴化の成れの果て
これもすごい暑さの句ですね。
汗がしたたり、もうエネルギーも使い果たした様子が浮かんでくる句です。
25 終戦忌止まりし古刹の大時計
暑さの中ですが、いやな世情のなか忘れてはいけない事があると思いました。
26 透かし見て蜻蛉の羽根の不思議かな
そのまま、ほんとにそうですよね。
羽化したてできちんと平面になる前はいろんな色に反射してまたきれいなんですよ。
49 霧抜けし落合駅に草茂る
人手が入らなければ草はすぐ繁茂してしまいます。植物の獰猛な一面だと思います。
人の営みも夢の跡のようで好きな句でした。
50 鈴虫やはたと休んでまた鳴いて
秋の虫が鳴いていますね。一匹休む間は他の鳴き声が聞こえたり、間があるのがまたいいと思います。
以上7句頂きました。
Posted by ニック・ジャガー at 2023年09月04日 15:14
10
27
30
31
36
47
56
以上いただきました。
今回はコメントなしで。
27
30
31
36
47
56
以上いただきました。
今回はコメントなしで。
Posted by 紅帽子 at 2023年09月04日 18:28